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第10回 ブルーベルウォーク
April 2012
英国政府公認のブルーバッジ保有の観光ガイド 木島タイヴァース由美子さんがイギリスの歩き方をご紹介します!


ブルーベルウォーク


毎年恒例の‘ブルーベルウォーク’を今年も開催します。「英国といわれて頭に浮かぶものは?」と聞かれればある人はユニオンジャックを、またある人は300年経った蜂蜜色の民家や羊が草を食む田園、またはキットキャットの宣伝に出てくる赤いユニフォームの近衛兵などを思い浮かべるかもしれませんね。私にとってはと言いますと、この時期真っ先に思い浮かぶのはイングリッシュブルーベルでしょう。何せその開花が近くなりますとなんとなくそわそわしてきて、新聞の「ブルーベル開花宣言」が気になってくるのですから。日本の桜開花宣言みたいなものですね。毎年「知られざるブルーベルの森」なんていうタイトルの記事を新聞や雑誌で見かければ、どうしても行ってみたくなるのは多くの英国人にとっても同じでしょう。 さて、そのイングリッシュブルーベルのことはこれまでにもVブログ他でご紹介していますが、馴染みのない方のために簡単にお話ししますね。一般家庭の庭で見られるブルーベルのほとんどはスパニッシュブルーベル、またはその混血(ハイブリッド)です。では何故イングリッシュブルーベルにこだわるのかということになるのですが、その美しさ、香りもさることながら実は、生存力が断然イングリッシュブルーベルより強いスパニッシュブルーベルの到来でどんどん混血が出来上がり、純粋なイングリッシュブルーベルが少なくなってきているのです。世界に現存するイングリッシュブルーベルの半分以上は英国にあるといわれますが、その将来はこれからの保存活動、リサーチに全てかかっているのです。

スパニッシュブルーベル ではイングリッシュとスパニッシュの違いを簡単にお話します。スパニッシュブルーベルの花は茎の周りの全ての面についていますので茎はバランスよく真っ直ぐに伸びています。色はどちらかといえば薄い藤色が多いようで、形はベル状、その先は外に向かって開いています。香りはあまりありません。
イングリッシュブルーベル イングリッシュブルーベル 一方イングリッシュのほうは、花は茎の片面に集まっていますので花の重みで茎は羊飼いの杖のように上のほうが一方に垂れ下がっています。色はスパニッシュよりも少し濃いブルー、または紫がかったブルーが多く、その形はベルというより細い円柱で先はくるくると後ろに向かって巻かれています。そしてなんといっても甘い香りが特徴でしょう。

観光ガイドの目から見たイギリス 観光ガイドの目から見たイギリス ロンドンではキューガーデンに行けばイングリッシュブルーベルの群集に出会えますが、できれば田舎の森に出かけてみてください。それも‘ここはイングリッシュブルーベルの妖精の住処では?’と思われるような自然がそのまま残っている古い森に。そういうところのイングリッシュブルーベルは完璧に自然のまま長年この時期になれば花を咲かせているのですからそんな環境の中で鑑賞するブルーベルはまた格別です。
観光ガイドの目から見たイギリス


ということで私は是非このイングリッシュブルーベルを日本からいらっしゃった方々に見ていただきたくて数年前から「イングリッシュブルーベルを見に行くウォーキングツアー」を開催しています。是非皆さんもご参加ください。ただひとつ、イングリッシュブルーベルはとっても気まま。開花時期が毎年違いますし、咲いている期間も短いのです。今回設定した日が、満開の時期とちょっとずれていたらごめんなさい。でも自然の中のウォーキングはとても気持ちのいいもの。パブリック.フットパスを使って歩くだけでも「英国に来たなー」と感じていただけるはずです。 観光ガイドの目から見たイギリス 観光ガイドの目から見たイギリス
観光ガイドの目から見たイギリス




ブルーベルウォーク

催行日:ブルーベル.ウォーク A 2012年5月1日(火曜日)
ブルーベル.ウォーク B 2012年5月8日(火曜日)


料金:お一人20ポンド
(列車代 往復15ポンド30ペンスは別途料金 2012年3月23日 現在)

集合場所:Marylebone駅構内 The Victoria and Albertのパブ入り口。
Wendoverまでは1時間弱の列車の旅です。

集合時間:10時10分
(各自切符を購入してからご集合ください。購入時にお手伝いの必要な方は予約時にお知らせください。)
観光ガイドの目から見たイギリス Wendoverの町解散になりますので、帰りの列車の時間をご自由に選べます。Wendoverは古い町並みの中にアンティークショップ、チョコレートショップ、シュガークラフトショップ、ギフトショップ、パブ、ティールームなどがある美しい町ですので、ウォーキングの後ゆっくり散策をするのもいいでしょう。)

最小催行人数:5名

お申し込み先:KijimaTivers@aol.com
当日、ウォーキングができないほどの悪天候になった場合は、こちらからご連絡させていただきますので、必ず英国でのご連絡先をお伝えください。


ブルーベル.ウォーク A 約3、5キロ
Wendoverの町からクーム.ヒルに向かいます。海抜260メートルの頂上からはエイルズブリーの谷を望む絶景が楽しめます。ウォーキングの途中は、お店はありませんので、水や、スナック、サンドウィッチなどをお持ちください。

ブルーベル.ウォーク B 約7キロ
wendover の町からパブリック.フットパスを使って‘Wendoverの森’に出かけます。少々の坂道があり、Aのコースより少々ウォーキングレベルが上がります。森の頂上にはカフェがありますので、昼食をとることもできます。またサンドウィッチを持参する方は、無料で使えるベンチもありますし、またはWendoverの町にお戻りになってからゆっくりお食事されてもいいでしょう。有名な手作りチョコレートショップは、ティールームにもなっています。


*ご予約を受け付けた後、やむをえない事情により、ツアーが取り消しになる場合がございます。
その場合は、お知らせいたしますので必ず予約時にロンドンでの連絡先をお知らせください。
また、旅行保険は各自で加入いただきますようお願いいたします。 ご予約は、こちらからメールにて確認のお知らせをお送りしますので、それをもってご予約確定とさせていただきます。

*また、靴は、ハイヒール、サンダル以外は、大丈夫ですが、その時のお天気によっては道が柔らかくなることがあります。できましたら、防水のウォーキング.シューズや、スニーカーをおすすめします。また、少々の雨天でも決行いたしますので、防水の上着をご持参ください。当日、ウォーキングができないほどの悪天候になった場合は、こちらからご連絡させていただきます。










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