コッツウォルズに「スリーウェイハウスホテル」とは、数年前から交流があり、彼らが主催しているスイーツのクラブ「プディングクラブ」も以前、取材させていただきました。このコラムで以前、少しご紹介したことがあります。その後プディングクラブはイギリスで大評判となり、最近は日本でも開催されるようになりました。昨年からイギリスの高級スーパーマーケット「ウエイトローズ」で、プディングクラブのレシピーによるプディングも発売されています。
こんなに評判になる前から、おいしい料理とデザートを出すホテルだったのですが、ここ数年よりさらにおいしくなったような気がします。2009年10月、2010年3月に再訪してみて、その思いはいっそう強くなりました。3月のときに、メインダイニングで食べたチーズのスフレやラム、ブラッセリーで食べたサーモンもよかったのですが、スタッフにおすすめされたフィッシュ&チップスが!からりと揚がった魚のフライも美味でしたが、
つけあわせのクラッシュ・グリンピース(通常はマッシュですが、あえてクラッシュして豆の食感を残しています)やタルタルソースまでもがおいしかったです。さらにプディングと呼ばれるイギリス伝統のデザートは、以前より驚くほどおいしくなっていたのです。どうしてそんなに変わったのだろう?もしかして昨年から働き始めた日本人パティシエに秘密の鍵があるのではないかと思い、インタビューしてみました。
日本人パティシエのお名前は、鈴木智美さん、26歳。2009年7月のはじめから、スリーウェイハウスホテルで働き始めたそうです。最初は仕事のやり方が日本とは違うので、とまどいわれたとか。どんなところが違ったんですか?「それまでは東京の英国風ティールームで、パティシエ兼ウエイトレスとして働いていたんですが、こちらはホテルなので、作る量が多くて。最初はいろんな失敗をして、落ち込んだことも。でもスタッフのみんなが親切に教えてくれました」
彼女のボスであるデザート担当のティムから見て、彼女はどうですか?「ナイス・スキルを持っているし、日本食と英国食のクロスオーバーがおもしろい。彼女が作った抹茶アイスは、英国人のスタッフにも、とても評判がよかった。ごまを使ったクッキーもおもしろかったね」
鈴木さんは同じコッツウォルズにある街チェルトナムで、以前10か月語学留学をなさっていたとか。それで英語の壁がないんですね。2011年までのワーキングホリデービザを取得されているので、その後はイギリスのティールームでも働いてみたいとのこと。
このホテルでの目標は?「今までは言われたことだけをこなしてきましたが、自分のアイディアを入れた、新しいデザート・メニューを作りたいです。みんながいろいろとほめてくれたりして、とてもやりがいのある職場です」
最後に、プディングの味が以前よりさらにおいしくなった気がするんですが、それはなぜ?「プディングはティムが作っているので、基本的な作り方はまったく変わっていません。変わったとすれば、私がカスタードソースを担当しているので、甘さを控えめにしてあります。そのせいかもしれません」
プディングも伝統的なものから新しいものも含めて、毎月メニューを変えているそうです。
私はその夜、ダイニングルームにて、鈴木さんの今日のおすすめだというバナフィのプディングをオーダーしました。たしかにカスタードソースだけをなめてみたら、ほとんど甘くない。でも本体がしっかり甘いので、カスタードソース好きな私としては大量にかけて、おいしくいただきました。
「イギリスでつらいこともあるけれど、この先きっといいことがあるはずだと信じて」がんばっている鈴木さん。彼女のオリジナル・デザートが、スリーウェイハウスホテルのメニューに載る日も、そう遠くないことでしょう。


☆ インフォメーション ☆
スリーウェイハウスホテルから、このコラムの読者のみなさまへプレゼントがあります。
6月1日~30日の1か月間、スリーウェイハウスホテルに宿泊を予約された方全員に、滞在中アフタヌーンティー・セットを無料でご提供いただけます。(1回のみ)

<< をプリントアウトして、ヴァージン アトランティック航空の搭乗券半券、またはEチケットと一緒に、
当日チェックインの際に、レセプションにご提示ください。
6月1日~30日の1か月間、スリーウェイハウスホテルに宿泊を予約された方全員に、滞在中アフタヌーンティー・セットを無料でご提供いただけます。(1回のみ)

<< をプリントアウトして、ヴァージン アトランティック航空の搭乗券半券、またはEチケットと一緒に、
当日チェックインの際に、レセプションにご提示ください。
http://www.threewayshousehotel.com/








































