今年もイギリスとイギリスの食について、いろいろとご紹介していきますので、よろしくお願いします。
2009年の秋にロンドンへ出かけたときは、イーストサイドのアパートメントホテルに滞在しました。場所はシティという金融街のどまんなか。私にはほとんどなじみのないエリアですが、最近ロンドンのイーストサイドがトレンドになってきているので興味があり、滞在してみることにしました。
ホテルは地下鉄バンク駅から、またはマンションハウス駅からも歩いて5分という、便利な立地にありました。ただボウ・ストリートという細い路地を入って行くので、最初はちょっととまどうかもしれません。石畳が残された路地は、まるでヴィクトリア朝のロンドンのような雰囲気。そういえば最近、規制緩和により古い建物が壊されているエリアとくらべると、このあたりはまだ古い建物や商店街などが残っています。
路地から細い通路をたどってレセプションに到着。チェックインをすませてから、別棟にある客室へ。私が泊まった部屋は、キッチンとリビングダイニング・ルームと、ベッドルームが2部屋ある2ベッドルームでした。
それぞれの部屋にバスルームがついているので、友達同士やカップル同士で泊まっても便利そう。キッチンは広く、使いやすそうで、「ウエルカムセット」として朝食用のシリアルやティー、ミルクやオレンジジュースなどが揃っていました。私ひとりではもったいないので、今晩は友人たちを招いてディナーパーティをすることにしました。
その前に、ホテルの周辺を散歩することに。本日は土曜日で、このへんはオフィス街ゆえか、ほとんど人が歩いていません。観光客でいつも混雑しているロンドンとは、思えないほど。お天気もよく狭い通りからは、青空とセント・ポール大聖堂が見えます。バンク駅のほうへ向かうと、リバーウォークという表示が。テムズ河ぞいに遊歩道があるようです。友人も一緒だったので、ふたりでぶらぶらと歩いてみることにしました。ポイントごとにマップがあり、方向音痴の私でも迷わずに歩いていけそう。タワーブリッジのあたりまでたどりついたら、おなかが減ってきました。かつて魚市場があった、すぐ近くのレドンホール・マーケットへ行ってみましたが、土曜日のせいかお店はどこもあいておらず、スピタルフィールズ・マーケットまでさらに足をのばしました。
スピタルフィールズは、以前ぼろぼろなマーケットだったのですが、リニューアル後の近年、とても人気のあるマーケットになりました。クラフトや雑貨、花や食料品、いろいろなお店が入っています。私たちはここにある有名なレストラン「セント・ジョン」にて、ランチをすることに。このお店は肉料理で有名なので、私がたのんだスープにもクルトンがわりに脂の角切りが。デザートにたのんだアップル・クランブルは、たっぷりとクロテッドクリームが載っていて、こってり&まったり。おいしかったです。
ここまで来たらついでにと、懐かしのブリックレーン・マーケットまで歩いてみました。私が以前、よく来ていたマーケットです。別名「泥棒市」ともいわれ、道端に商品とも思えないようなもの、片足の靴、自動車の部品、壊れた電話などが売られていました。そんな中からお宝を探すのは、たいへんでしたがおもしろかったです。とびきり安く買うことができる、いいマーケットでした。
ただし危険なエリアでスリや強盗も多く、ひとりで出かけることはできませんでした。現在ではレンガ壁のらくがきにちょっとだけ、そのときの雰囲気が残っていますが、とてもきれいになっていて、危険ではないようです。私がよく行ったベーグルショップも健在で、なにより。友人いわく、今日は土曜日だからまだすいているほうで、日曜日ともなると若者で歩けないほどになるとか。とくになにかを買いに来るというわけではなく、なんとなく集まるのだそうです。 やや歩き疲れた私は友人と別れ、バンクまでバスで戻ってきました。
駅の正面には19世紀に建てられたイングランド銀行の立派な建物があり、そのむこうにガーキンというあだなを持つ保険会社の前衛的な建物が見え、なにやらとても不思議な構図です。
さて夜には別の友人たちが夕食にやってきます。メニューは、チキンとリークのスープ、ラム・レッグ、カンバーランドパイ(イギリス料理)、ホモス(中近東料理)、チキン・サテー(マレーシア料理)、チャーハン(中華料理)、サラダという多国籍です。
シェフの私の独断と偏見で、私の食べたいものばかり。途中塩コショウがないことに気がつき、すぐ近所にあるスーパーマーケットのテスコへ走る、というアクシデントもありましたが。
いずれもオーブンや電子レンジで温めるだけの半調理品なので、あっという間にできあがり。友人たちも出来上がり頃にやってきて、たのしくディナーをいただきました。お皿などは翌日、ハウスメイドさんが片付けてくれるので、らくちん。友人たちも後片付けに気を使う必要もないので、使ったお皿をキッチンまで運ぶのを手伝ってもらっただけで、そのままにしておき、食後のデザートとお茶を、リビングにあるソファーでゆっくりと。レストランよりものんびり、リラックスできて、好きなものばかりを食べられて、とてもエンジョイしました。
翌日の朝はホテルのすぐ前にカフェ「PAUL」で、仕事相手とお茶を。ほかにもよさそうなパブやバー、おいしそうなレストランがいろいろありました。ツーリストはほとんど歩いていませんが、またそんなロンドンを知るのも、貴重な体験でした。今度泊まったら、ぜひバラのオーガニック・マーケットへ買出しに行って、日本食パーティをしたいです!http://www.chevalgroup.com/CalicoHouse.asp








































