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第12回 特別企画 「木島タイヴァース由美子さんとイギリスを歩こう!」
英国政府公認のブルーバッジ保有の観光ガイド 木島タイヴァース由美子さんがイギリスの歩き方をご紹介します!


今年もブルーべルの季節がやってきました。


毎年のようにブログや「イギリスへ行こう」のコーナーでご紹介しているイングリッシュ・ブルーベルですが、日本の「桜開花宣言」のように英国でも「ブルーベル開花!」と聞けば本当に春がやってきたような気がしていそいそとブルーベルウォークに出かけるのは私だけではありません。なにせ英国の春は悪戯っ子。水仙やクロッカスが咲き始めて「春到来!」と喜ぶのもつかの間、時には雪も手伝ってまたまた冬に逆戻りという年があるのですから。でもブルーベルの花を見れば一応一安心。暖かい季節が着々と迫っている証拠です。

木島タイヴァース由美子さんとイギリスを歩こう さていつもお話するのはイングリッシュ・ブルーベルとスパニッシュ・ブルーベルのこと。日本でもよく見かけるのはスパニッシュのほうです。イングリッシュのほうは古い森の中などに群生しています。森の中で落ちた枯葉が土に思いっきり栄養を与えてくれるお陰で毎年イングリッシュ・ブルーベルは元気に顔を出してくれます。言い方を変えればイングリッシュ・ブルーベルが咲いていればその森は相当に古い森であることはほぼ間違いないということです。一方スパニッシュはどんな土地でも育ちやすいという特徴がありますので、ガーデンプラントとしてよく見かけます。

ところが生存力はスパニッシュのほうが断然強いために、スパニッシュ・ブルーベルがイングリッシュ・ブルーベルの中に混じりあってこのふたつの混血が多くなってきています。2003年には専門家達は「このままいけば10年後にはイングリッシュ・ブルーベルは絶滅してしまうだろう」と怖い予想をしたくらいです。それ以来、さまざまな方法でイングリッシュ・ブルーベルを絶滅の危機から救おうという運動が行われています。

英国では野生の植物を摘んではいけないという法律がありますが、イングリッシュ・ブルーベルの場合は保護植物に指定されていますので、例えその土地を所有しているひとであってもそこに咲くブルーベルを採ってはいけないことになっています。

さて、それではイングリッシュとスパニッシュ・ブルーベルの違いはどういうところにあるのでしょう?


スパニッシュ・ブルーベル


木島タイヴァース由美子さんとイギリスを歩こう ※ 茎の周りに平均に花がついている。したがって、茎はバランスよく
真っ直ぐ上に伸びている。

※ 花の形は短めで全体的に広がっていて、先が外に向いている。

※ 香りはほとんどしない。



イングリッシュ・ブルーベル


木島タイヴァース由美子さんとイギリスを歩こう ※ 茎の一方にのみ花がつくために茎がその重みに耐えかねて
上のほうで弧を描いている。

※ 花は細長く先はカールをしながら後ろに反り返っている。

※ デリケートな甘い香りがする。

13世紀は修道院のお坊さんたちがライ病患者用の薬として使っていたこのイングリッシュ・ブルーベルは現在ではヨーロッパに生存する70%が英国にあると言われています。

昔、イングリッシュ・ブルーベルはオーク(日本ではナラの木)に住むOakmenという妖精が姿を変えたもので、森の中でこの花を傷つけると道に迷って森から出られなくなると言われていました。当時は植物を保護する法律などなかったので、このような迷信がイングリッシュ・ブルーベルを保護してくれたのでしょう。

因みにスコティッシュブルーベルはイングリッシュ、スパニッシュ・ブルーベルとは全く違う品種です。
この時期に英国にいらっしゃる方に、是非イングリッシュ・ブルーベルを見ていただきたいと思い、今年もヴァージンメルマガ読者のためにブルーベルウォークを開催することになりました。是非ご参加ください。(例年、気候によって若干ブルーベルの開花の時期や満開時が異なりますのでご了承ください。) ウェンドーヴァーの町は古い建物やアンティークショップ、チョコレートショップなどがあります。帰りは現地解散になりますのでお好きな時間にロンドンに戻ることができます。



ツアー詳細


開催日: 4月28日(木)、5月2日(月)、6日(金)


■ 料金:お一人20ポンド (別途、列車料金がかかります。 2011年4月現在 往復14.50ポンドから)
■ 集合場所:マリルボーン駅  「The Victoria and Albert」パブの駅構内側入口
■ 集合時間:9時10分(切符購入のお手伝いが必要な方は8時50分)
■ 最少催行人数:1名(最高15名まで)
■ 旅行保険は各自でお入りください。

お弁当は持参していただきますが、ウェンドーヴァーに着いてからスーパーマーケットでサンドウィッチやお菓子を購入することもできます。また少々の雨でも決行しますので雨具もご用意ください。


お申し込み方法


お名前、人数、ロンドンでのご連絡先、ご希望の日にちを下記のメールアドレスにお送りください。
KijimaTivers@aol.com
こちらからのお返事をもってご予約確認とさせていただきます。

お申込の際は、必ず、こちらから概要をダウンロードして注意事項をお読みいただき、ご了承の上、お申込ください。









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