第6回 夏のイギリスは最高!
July 2010
庭園デザイナー。花と緑に魅了され路上販売から店舗、そして庭造りを展開。その後、苔を使った庭で独自の世界観がガーデニングの本場イギリスの伝統行事「チェルシーフラワーショー」で高く評価され、史上初の3年連続金メダルを受賞。2010年にはショーガーデン部門にチャレンジする。全国で壁面緑化事業を手がけるなど環境保護に貢献すべく多方面でも活躍中。

イギリスの夏はあっという間に過ぎていきます。この時期の木々のみどりや、芝のみどりは、心躍るくらい美しいと思います。ロンドン市内の公園では、この緑を沢山の人が満喫しています。
自転車に乗る人や散歩をしている人、また犬と遊んでいる人、寝転がったり走ったりと本当に楽しくしています。

またあちらこちらで骨董市やフリーマーケットが行われています。特に僕がびっくりしたのはクラッシックカーの集まりでした。

ピカピカの50年以上も前の車や、その中には日本の車もありました。ついつい昔を思い出し、(実は若い時に自動車販売会社で整備士として働いていたんです。)私もその中に入って、ついつい夢中になりました。イギリスの方は、遊びにかけては天才だと思いました。

子どもから、大人までいろんな趣味に夢中で、そして、それがこの短い夏にたくさんの催し物があったり、とにかく遊び方がカッコイイです。特に土日はどこに行ってもちょっとした広場があったらみんな集まってきてそれぞれの趣味を満喫していきます。

春のイギリスは花で満ち溢れていますが、夏のイギリスは緑と趣味の国って感じです。私もこの時期にイギリスに行くと人生一回、やっぱり自分の好きな事がどんなにちっちゃな遊びでも夢中になる楽しさを教えてくれます。
その中から何か発見があるように思います。僕は是非この時期のイギリスに行くと、人生の新しい発見がありますよ。
話は変わりますが、緑にもまた格別な色があります。私は長崎出身なので緑というと、濃ゆい緑が多い地域なんです。
イギリスの緑は全体的には淡いグリーン、その中にグレーの色の葉っぱや、所々に赤い葉っぱの木や沢山の色があります。

イギリスの園芸店に行くと、どのお店もものすごい種類の植物があり、ガーデニングは花だけではなく、みどりってこんなにあったんだ!というくらいみどりでお庭を作りたいと思います。だからこの時期にイギリス行くと、ご機嫌です。
完全に「庭病(にわびょう)」にかかり、お庭なしでは生きていけなくなります。楽しい病気です。僕は本当にイギリスが大好きです。

最近は身につける服の殆どがイギリス色になってきました。
日本にいると、つい時間があったら、こっちがイギリスかな〜?
って空を見上げなんだか土日になるとそわそわして、瞬間でもイギリスに行って空気だけでも吸いたいな〜って思います。
是非是非この時期のイギリスに行って来ださい。

最後はガーデニングミニ講座。
今日は緑の色の話をしましたが、寄せ植えをする時、配色に悩むことはありませんか?なかなかバランスよくまとまらない・・・そんな時は、同じ緑色でも濃淡を少し変えてみるだけで雰囲気が変わりますよ。
アクセントに赤い葉の植物を使うのもいいでしょう。バリエーションが広がります。
是非、お試し下さい。
石原和幸
Ishihara Kazuyuki
庭園デザイナー。22歳で生け花の本流『池坊』に入門。以来、花と緑に魅了され路上販売から店舗、そして庭造りを展開。その後、苔を使った庭で独自の世界観がガーデニングの本場イギリスの伝統行事「チェルシーフラワーショー」で高く評価され、史上初の3年連続金メダルを受賞。2010年にはショーガーデン部門にチャレンジする。全国で壁面緑化事業を手がけるなど環境保護に貢献すべく多方面でも活躍中。1958年長崎県生まれ。
石原和幸デザイン研究所 ’風花’
http://www.kaza-hana.jp/