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第10回 ロンドン こだわりのインテリアショップ
February 2012
英国のアンティークをはじめ、ヨーロッパ各地のアンティーク家具を扱うロイズ・アンティークスのバイヤー酒井が、イギリスのアンティークの楽しみ方をご紹介。今回はロンドンで必ず立ち寄るおすすめのアンティークショップや素敵なインテリアショップをピックアップしました

『THEMES & variations』

撮影場所:『Westbourne Grove』


今回のレポートは、ノッティングヒル駅からほど近いアンティークマーケットで有名なポートベローロードから徒歩3分ほどのウェストボーンパークロードにある『THEMES & variations』をご紹介します。THEMESは1984年のオープン、当初はイギリスでも人気の出始めた北欧ミッドセンチュリーの高名なデザイナー家具を中心に扱っていましたがここ最近それだけにとどまらずヨーロッパの装飾芸術、若手デザイナーによる作品としての家具をエキシヒビションの形で定期的に展示もしています。ジャンルを限定せずインテリアというくくりの中で常にトレンドを発信し続けロンドンの旬に触れられるショップの一つです。お店はアートギャラリーを思わせるさような造りですが 一つ一つが際立って見えるようシンプルなブースごとの作りになっており、お店を見たい人は入り口でドアベルをならすと気軽に招き入れてくれます。ウェストボーンの通りは以前はアンティークショップのお店が数件の静かな通りでしたがここ数年ファッションのデザイナーショップを筆頭におしゃれなレストランやカフェ 雑貨を扱うお店なども軒をつらね ショッピングストリートに変身しています。ぜひポートベローのアンティークマーケットに行かれた際立ち寄られることをおすすめします。


▼ポートベローロード側から歩いてウェストボーンパークロードへ。 ▼この通りでは最古参の有名な花屋さん。



▼撮影時期はクリスマスの少し前でしたが早くもドライオレンジにマツボックリのクリスマスリース。


▼小さい美術館のようなギャラリー。壁の一部は平面でなく奥になにがあるのか見る人の気持ちをかきたてます。


▼プラスティックの樹脂のようなもので作られたベース カラフルで目を引きます。


▼古い鍵のモチーフをアートにした作品。冷たい質感のテーブルに生花のディスプレィでまとめています。


▼作品一つ一つというよりも壁やその質感、色にまで細かい配慮がなされています。シルバーのチェアはオスカー・ジェタというポーランドの人のデザインだそうです。


▼石膏の壁のような作品とウール素材のぬいぐるみのようなスツール?オブジェ?


▼一見大理石と思わせるアームチェア。実はシルク素材の生地で張替えされていました。フランスのファッションデザインのマウリツィオ・ガランテより生産された商品。


▼イタリア人デザイナーのチェア。板を重ね合わせた背もたれと形ががとても印象的です。


▼とても目をひく大きなショーケース。小さいアートはセレクトしてディスプレイされています。


▼お店を出てすぐのところにウェストボーンパーク教会があります。今は外観を残したまま改装され1階はお店になっています。


▼ウインドーにはオブジェのような作品を展示




『MALLETT』

撮影場所:『New Bond Street』


ロンドンの中心部グリーンパークの駅からボンドストリートの駅にかけてニューボンドストリートとオールドボンドストリートという道がつながっています。この通りにはすべてのブランドといっても過言ではないくらい、一流ブランドのフラッグシップ店であふれています。ファッションだけでなく、高級なジュエリーショップやアンティーク通には有名なオークションのサザビーなどもあり日本で言えば銀座の中心地のような場所です。そんなニューボンドストリートに面した由緒あるアンティークショップが『MALLETT』です。格式高いアンティークのみ取り扱う正統派のお店としてとても有名です。せっかくイギリスに来たのだからとびきりいいものを見たいという方にはおすすめです。高級店ばかりが集うこの通りで 正直少し敷居は高いですが、スタッフがとても親切に対応してくれますのでご心配なく。


▼オックスフォード通りを曲がるとニューボンドストリートへ 高級ブランドのフラッグシップショップが立ち並び多くの人が訪れます。 ▼ベルを鳴らして店内へ。選りすぐりのアイテムばかりで、きれいに手入れやケアがされています。



▼全敷地で約250坪の広い店内はディスプレイも優雅で見る人をゆったりした気持ちにさせてくれます。


▼イエローの壁が印象的でしたが生地もオリジナルのままだという赤のアームチェアは約1900年代のアンティーク。修復もそれほどされたあともなくとてもきれいでした。


▼9つもいすがつけられる大きなラウンドテーブル。合わせられたアームチェアは生地がMALLETTオリジナルのもの。


▼食器が収納された大きなキャビネット。推定1810年代のものになるそうです。本当に格式に高さに驚いてしまいます。


▼ミラーがついたビューローブックケース。17世紀後半にヨーロッパで大流行したシノワズリー様式のオリジナルの作品だそうです。当時のヨーロッパ人が中国に憧憬を抱いて製作されたそうです。


▼独特の装飾と色合いが何ともいえません。時代背景を感じながら、見入ってしまいました。


▼こちらのショップで一番古いアンティークをスタッフの方に教えていただきました。これがこちらのミラー、何と推定年代1660年。ジョージアン様式の時代、材質はエボニーと黒檀の素材が使ってあるそうです。


▼最後に入り口正面の小部屋より。ディスプレイ一つとっても細かい配慮がなされとても有意義な時間を過ごすことができました。

1件目: THEMES & variations
http://www.themesandvariations.com/

2件目:MALLETT
http://www.mallettantiques.com/










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