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イギリスに滞在中のヴァージン特派員達が、イギリスの「今」の情報をお届けします!!

YASU プロフィール


現在イギリスの大学院にて国際金融を学びながら、イギリス生活を満喫中。学業の傍ら、大学構内でアルバイトをし、現地大学生の流行にも触れる。

皆さんこんにちは。

 

さて、今回は私用でブライトンに出かける用事がありましたので、そのまま街を散策する事にしました。今回と次回の2回にわけて、ブライトンを訪れた時の様子をレポートしたいと思います。

 

ロンドンのビクトリア駅から電車でおよそ1時間で、ブライトンに出かける事ができます。ブライトンは、石の海岸ばかりではなく、パビリオンや古着屋、レコード店等、ロンドンに負けない程の独自のカルチャーを持った街の一つであります。その為、多くのアーティストがブライトン出身であるのもうなずけます。

 

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ブライトン行きの電車の中

対面座席にテーブルがあるので、ノートパソコンで作業したり、友達と一緒にランチボックスを広げて食事をしたり、カードゲームをする事ができます!

 

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ブライトン駅から、街の中心に向かう方向

ブライトン駅は丘の上にあるので、周辺は坂道が沢山ありますが、丘の上から見下ろすブライトンの景色も、なかなかのものです。

 

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多くの古着屋さんや、雑貨屋さんが沢山軒を連ねています。

 

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行き先を表す看板。

さて、どこに向かおうか、悩みます。

 

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ブライトンで最も有名なランドマークの一つ、ロイヤルパビリオンです。

今回は時間の都合で中に入る事ができませんでしたが、建物の作りがオリエンタル調のデザインなので、外観を見るだけでも、一見の価値があります!

 

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ロイヤルパビリオンの反対側に建っているモニュメント。

 

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この石碑は、上の写真のモニュメントのそばにあり、第二次世界大戦中に亡くなった方への追悼を込めて建立したそうです。

 

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パビリオンから海岸に向かって5分程歩くと、ブライトンピアに到着します。ピアの上には、カジノや遊園地のアトラクション見たいなマシンがあります!

 

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ブライトンピアから海岸を見ると、こんな感じです。

 

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海岸に降りて、写真を一枚。

カモメ (Seagulls) は、ブライトンのトレードマークの動物でもあり、地元のプロサッカーチームのキャラクターにもなっています。

 

ブライトンと私の住む街ボーンマスは、共に海岸のあるリゾート地で、多くの観光客が 訪れますが、大きな違いは、ブライトンは石のビーチであるのに対して、ボーンマスは砂浜のビーチである事、TownとCityの違いがあります。しかし、それぞれの街に特色があるのも、イギリスならではであると私は思います。

 

次回は、ブライトンにあるお店をいくつかご紹介させて頂きたいと思います。

 




みなさんこんばんは。

 

さて、皆さんが英語を使われる時に困る事と言えば、

「スラングと略語の意味が分からない!」

が大多数を占めると思いますが、どの様にして意味を調べますか?

 

例えば、

RSVP

BNIB

bruv

は、どんな意味でしょうか???

 

ここでおすすめなのが、urban dictionaryと言うウェブサイトです。

www.urbandictionary.com/

 

このサイトは、辞書には載っていない、最新のスラングや略語が頻繁に更新され、意味を調べる時にはかなり役に立っています。特に、現地の大学生と携帯でメッセージをやり取りする時には、多くのスラングや略語が飛び交うので、(この点は、日本も一緒ですね!)意味を理解するには非常に助かっています。上記に挙げた意味も、アーバンディクショナリーにてしっかりと解説されています。

 

但し、こちらで学ばれている語学留学生の多くが、最初にスラングを覚えた為に、きちんとした英語を身につけられず、途中で挫折する姿を沢山見てきたので、最初はしっかりとした英文法と基礎単語力を身につけて下さい!

 

スラングや略語を理解するのは、ある程度しっかりとした英語の基礎を身につけてからでも遅くはないです。

 




皆さんこんばんは。

 

今日(3月8日)は国際女性の日と言う事で、昨日の新聞の中から興味を引いた記事が掲載されていましたので、紹介させて頂きます。

 

タイトルは、"A century of distinction: 100 women who changed the world".

参照元:www.independent.co.uk/news/people/news/a-century-of-distinction-100-women-who-changed-the-world-1917427.html 

 

そもそも、国際女性デーはアメリカが発祥の地とされており、ロシアでは二月革命にちなんだ女性の日と言う祝日があると言いますが、今回の記事で注目したのは、100人の候補者が全てイギリス人女性であると言う事です。記事を読んだ中で私が知っていたのは、

 

Agatha Christie:作家

Diana: Princess of Wales:ダイアナ妃

Ellen MacArthur:ヨットでの世界一周最速記録を更新(2005年)

Anita Roddick:Body Shopの創設者

Dusty Springfield:歌手

Margaret Thatcher:元首相

Twiggy:モデル

Vivienne Westwood:ファッションデザイナー
 
 
イギリスの女性100人の内、10人以下しか知らないのは恥ずかしい限りですが、それぞれの経歴を見ると、改めてイギリスの女性が世界に通用する程の実力を発揮している事に驚きを隠せません。しかも、女性の力を発揮させる為に、多くの男性によって支援されている事が記事の後半に記されています。以外なのは、トニー・ブレアが首相に在任中、101人の労働党の女性国会議員が在籍していたと言う事です。皆さんはこの記事の中で紹介されている100人のうち、知っている人はいますか?
 

 

そして、イギリスを語る上で忘れてはいけない最も重要な人物と言えば、

 

Elizabeth II: Queen

 

ではないでしょうか?

 

 

いつもと違う視点から見るイギリス。たまには如何でしょうか?




皆さんこんにちは。

 

さて、こちらイギリスでは、様々な形で援助に参加する機会が沢山あります。例えば、以前にご紹介しました、募金(Fundraising)や、ボランティア活動、いらなくなった物を寄付する光景を沢山目にする事ができます。

 

そんな、貢献活動が旺盛なイギリスでは、2月22日から3月7日の2週間(Fortnightは、14日間の夜と言う意味から、2週間の表現に使われます)、Fairtrade FoundationによるFairtrade製品に切り替えようと言うキャンペーンが開催されています。

 

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今回のイベントは、イギリス各地で行われており、私の通っている大学の構内でも、フェアトレードの認定商品への切り替えキャンペーンとして、フェアトレード製品の紹介をしています。

 

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今までは、フェアトレードの製品は、地元企業の製品等が多かったのですが、最近では、Cadburyや、Nestleと言った、世界でも有名な大企業がコラボレーション製品を開発し、多くの製品がフェアトレード認定の材料を使って製造される様になりました。

 

これらのコラボレーションは、大企業側の立場で見ると、原材料を生産する国に対して、フェアトレード団体を通じて、間接的に支援活動する事ができ、フェアトレード側の立場で見ると、世界中にフェアトレードのブランドを確立させる事ができ、フェアトレードの活動をさらに広める事ができると言うメリットを作り出しています。

 

なお、日本でも、フェアトレードは活動しており、下記のウェブサイトから、活動内容を調べる事ができます。

www.fairtrade-jp.org/

 

普段の買い物の時、お店でフェアトレード製品があるかどうか探してみて下さい。日本でもきっと見つかると思います。

 




皆さんこんにちは。

 

さて、イギリスは、モータースポーツの盛んな国の一つであり、F1チームの本拠地が多い国で知られている位、イギリスとモータースポーツは切り離せない関係にあります。もう少しすると、F1やMoto GPなど、世界でも有名な大会が開催されるシーズンが訪れます。

 

F1が待てない!と言う方も数多くいらっしゃるかと思いますが、ラリーは既にWRC等で開幕しています。その中で、来週末にはボーンマスでラリー大会が開催されます。

 

公式サイト: www.rallyesunseeker.co.uk/index.htm

 

昨年までは、ボーンマスの中心にある公園を使ってステージを作り最初の競技を行いましたが、今年は、隣りの街のプールで午後6時15分〜午後8時(予定)にかけて開幕式を行うとの事です。

 

昨年の第1ステージの様子:

 

昨年の全体競技の様子。

 

日本ではなかなか見る事のできないラリー競技ですが、こちらイギリスでは、いくつかの場所で見る事ができます。今回のボーンマスで行われるラリーは、ロンドンから車でおよそ3時間、電車で約2時間弱と、日帰りで移動できる距離でもあるので、週末にかけてボーンマス・プールエリアを訪れるのはいかがでしょうか?

 




皆さんこんにちは。

 

さて、このブログをご覧になられている方で、イギリスでのナイトクラブに出かけよう!と思われている方も沢山いらっしゃるかと思います。 しかし、どこに出かけようか、日本で調べようにもちょっと… と悩む方もいらっしゃるかと思います。

 

そんなときは、Don’t Stay In と言うウェブサイトがナイトクラブのイベントを検索するのにおすすめです!www.dontstayin.com

 

このウェブサイトはとても優れていて、イギリスだけでなく、世界中のナイトクラブのイベントを検索する事ができるので、非常に助かります!

 

検索の方法は、非常に簡単で、

 

1. まず、国を選択します。(今回はもちろんUKで!ちなみに、日本のイベントも検索できます!!)

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2. UKを選択した後、行きたい街を選択します。(今回は、ロンドンを選択します)

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3. すると、ロンドンに関する一般情報と、ロンドンにあるクラブ情報の一覧が出てきます。

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4. Top Venues in Londonは、ロンドンの中でも人気のあるクラブをピックアップします。

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5. カレンダー表示によるイベント検索の結果表示も可能です。(カレンダーをクリックして下さい)

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これで、イギリス現地にいなくても、日本から出発する前にイベントを検索する事ができます!このウェブサイトの優れている点は、殆どの街を網羅している点でしょうか?例えば、サウザンプトン、リバプールやマンチェスター、ブライトン等、現地に行かないとなかなか手に入らないイベント情報が検索できるので、小旅行に行く前の検索や、その日突然予定が空いてしまった時に、どこに行こうか?と調べるには最高のウェブサイトです。

 

是非皆さんもどんなイベントがあるか、検索してみて下さい。こちらイギリスでは、有名なアーティストが参加するイベントが沢山あります!

 




皆さんこんばんは。

 

イギリスと言えば、各種メディアによる情報発信の力が非常に強いイメージがあると思いますが、皆さんは、どの様にして情報を手に入れていらっしゃいますか?

 

例えば、高城剛さんのブログ

 www.virginatlantic.co.jp/letsgouk/gouk/takashiro_repo03.php 

にも書かれている様に、イギリスでは、新聞からの情報源は非常に高い割合を保っていると思います。実際、私の勤めているバイト先でも、新聞の購入者は多くいると思います。

 

キャンパスのどこかしらで学生が新聞を読んでる光景はよく見かけますし、その時の時事問題についての最低限の知識を持つには、一番手っ取り早いと思います。現に、私の通っている大学は、メディア学科(ジャーナリズム、コンピュータアニメーション、デジタルエフェクトやPR、マーケティング等)の評価が全英でもトップ5に入ると言われていますので、必然と新聞と言う昔ながらのメディアを大切に扱っているのかもしれません。

 

さて、イギリスの新聞と言えば、タイムスや、ファイナンシャル・タイムズ等がありますが、それぞれの新聞各社は、インターネットにてイギリスで発行されている新聞紙とほぼ同じ内容をアップしています。

 

タイムズ: www.timesonline.co.uk/tol/news/

ガーディアン: www.guardian.co.uk/

デイリーテレグラフ: www.telegraph.co.uk/

インディペンデント: www.independent.co.uk/

ファイナンシャル・タイムズ: www.ft.com/home/uk

 

ファイナンシャル・タイムズは、閲覧する回数の制限があり、別途定期購読を契約しないと閲覧できない記事がありますが、その他の新聞は、そのまま閲覧ができる記事が沢山あります。特に、上記に挙げた新聞は、Quality Paper(上級紙)と呼ばれ、会社勤めの方や、学生の授業の資料の一部として利用される事が非常に多く、記事の内容の濃さには驚きを隠せません。ロンドンやその他の大きな街では、iphoneやブラックベリー等の携帯からアクセスして、公共の交通を利用している時や、ランチでご飯を食べながら、携帯で最新の情報をチェックする姿を見かける事が沢山あるかと思います。

 

インターネットで、イギリスの最新のニュースを発信している… つまり日本でも、インターネットを通じて、イギリス現地から発信されている情報に触れる事ができ、かつ英文を読む機会が増えるので、英語の文章読解力を磨く事もできるのです。

 

日本にいながら、イギリス現地の情報にアクセスする事で、さらに世界との距離を縮めてみてはいかがでしょうか?

 

 




皆さんこんにちは。

 

前回は、2回に分けてイギリスでのVAT(付加価値税)について書きましたが、今回は、番外編と言う事で、皆さんに関わる付加価値税の還付について書きたいと思います。

 

皆さんがイギリスに旅行で来られた際に、付加価値税の還付を受けられた方もいらっしゃるかと思いますが、多くの方が申請の方法を知らなかったり、どんな製品に対して申請できるのか、疑問をもたれた方もいらっしゃるかと思います。

 

VATは、EU域内に住居を持たない人は支払いの義務がないと言う事があり、一定の手続きを行えば、VATの支払いの免除、もしくは既に支払った場合は後日還付されると言う事です。

 

但し、VATの還付を受ける条件は沢山あります。例えば、

 

(1)EU域外の住民であっても、EU域内で12ヶ月以上滞在した場合は還付申請ができない。

 

(2)商品購入後3ヶ月以内にEU域外を出ないといけない。

 

(3)VATの免除できる製品を購入できるのは、VAT Export Schemeと呼ばれる、免税製品を取り扱いできるお店で、VATの免除申請用紙を入手できるお店でのみ可能である。

 

(4)購入した商品で、既に使い切った物、もしくは使いかけの商品に対して、免税申請はできない。(免税の管理官の指示があるまでは、開封したり、使用してはいけない。)

 

(5)サービスを受けた事に対して支払ったVAT(例えば、レストランやホテルでの会計、タクシー等)については、免除申請はできない。

 

詳しくは、英国政府が発表してるウェブサイトに書かれていますので、そちらを参照して下さい。(英文)

customs.hmrc.gov.uk/channelsPortalWebApp/channelsPortalWebApp.portal 

 

VATの免除申請で起きたトラブルの話で、特に良く聞くのは、イギリスの国外に出るのに、EU域内に滞在する予定があった為に、免除申請が却下されたケース(付加価値税は、イギリス国内の税金でありますが、EUの法律によって決められているので、EU域内全てが、税金のかかる滞在地の対象となります)や、長期滞在した留学生の方が、VATの免税申請ができなかったと言う事を耳にします。

 

また、還付申請の条件が満たされていないにも関わらず、たまたま申請が通ったとしても、脱税行為となり、最悪の場合犯罪記録が残り、イギリスに入国する事ができなくなる可能性がありますので、正しい情報を元にし、(上記に挙げたリンクの様に、英国政府や関係省庁から、正式なガイドラインや申請方法の情報開示があります。)正規の方法にて申請を行い、必要な還付を受けられる様にすることで、皆さんの英国での旅行がさらに良い物になればと思います。

 




こんばんは。

 

前回は、VAT(付加価値税)について、昨年実施された減税を切り口として、法律の面から見たイギリスの付加価値税について大まかな説明を行いました。今回は、前回の説明を踏まえて、どんな物が付加価値税が価格に含まれているのか、また、なぜ製品によって付加価値税がかかったり、かからなかったりするのかについて書いて行こうと思います。

 

前回出したクイズの答えも、後ほど発表します。

 

さて、前回の後半にて、付加価値税は0%、5%と17.5%の三段階に分かれていると書きました。では、実際には、どんな物がそれぞれのパーセントにて課税されているのでしょうか?

 

0%課税は、生活必需品と、本、新聞や雑誌、子供服や法律で決められた項目の食品等が該当します。ここで、 「法律で決められた項目の食品等」と言う条件がありますが、前回出したクイズの答えに直接関わる事なので、後ほど実例を挙げて詳しく説明します。

 

5%課税は、車で使用する子供用のチャイルドシートや、燃料に対して、17.5%から5%に下げて課税されています。

 

17.5%課税は、その他の項目(例えばアルコール類、調理済の食品、ミネラルウォーター、アイスクリーム、ガソリンやレストランでの食事など)が挙げられます。

 

どの製品が付加価値税の課税対象なのか、それとも非課税なのかは、1994年に制定された付加価値税の法律『Value Added Tax Act 1994』にて事細かく条文に書かれています。英国政府のリンクを記しますので、参考にして下さい。

www.opsi.gov.uk/Acts/acts1994/ukpga_19940023_en_18#sch8-pt1
(英文)

 

このリンクは、非課税の製品について条文で規定されています。この条文の中で、対象外の製品(Exempted items)が、17.5%の課税がかかる製品であると解釈します。この17.5%の対象製品の項目の中で、ケーキとビスケット(但しチョコレートがコーティングされてたり、チョコレートなどの味がするものは除く)は課税されないとあります。

『2. Confectionery, not including cakes or biscuits other than biscuits wholly or partly covered with chocolate or some product similar in taste and appearance』

 

これが、クイズのヒントです。 

 

ここで、前回出したクイズ(Jaffa Cakeは付加価値税が課税されているのか、それとも非課税であるか)の答えに移りたいと思います。

 

Jaffa Cakeとは、イギリス国内で販売されている、チョコレートが上にコーティングされた「ケーキ」です。前回の最後にのせたリンクを経由して実物の写真をみると、チョコレートビスケットにも見えます。

 

当初、英国政府はこの製品を(チョコレートがかかったビスケット)と見なし、17.5%の付加価値税をかけようとしましたが、製造元(McVities:イギリスの大手ビスケットメーカー)はJaffa Cakeはあくまで「ケーキ」であると主張し、非課税製品である主張したため、裁判にて判断する事になりました。

 

判決は、『Jaffa Cakeはケーキと見なされるので、付加価値税はかけられない』と判断したのです。よって、答えは『非課税』です。

 

では、裁判所ではどの様にしてケーキとビスケットの違いを明確にしたのでしょうか?

 

McVitiesは、裁判所に特大のJaffa Cakeを作って持ち込み、さらに「ケーキとビスケットを長期間放置したら、ビスケットは湿気って柔らかくなるけれど、ケーキは固まる」と言う定義を持ち込み、製品を見せて証明した結果、Jaffa Cakeはケーキとして認められ、付加価値税は免除されたのです。

 

会社にとって、売上げの17.5%が税金で支払われるか、そのまま売り上げとなるかの判断になるので、このような裁判は沢山見かけます。

 

一昨年と昨年にかけて(2008−09年)、日本でもおなじみのプリングルスが、Jaffa Cakeと非常に似ている裁判の判決があり、最初の判決ではプリングルスは付加価値税がかからない判決を出しましたが(news.bbc.co.uk/1/hi/business/7490346.stm: 英文)、その後上告されて、その後の判決では、最初の判決を棄却され、プリングルスは付加価値税が課税される事になりました。(www.guardian.co.uk/uk/feedarticle/8517270: 英文)

 

この事からも、食品と言っても、どんな物かによって17.5%の付加価値税がかかるかかからないかが、事細かく分かれているのが、イギリスの税制の一つと言えます。

 

皆さんも、イギリスに旅行された時にスーパー等で商品を購入する際、レシートを確認してみて下さい。どの製品が付加価値税がかかり、どの製品が非課税か書かれているので、すぐにわかると思います。

 

最後に、イギリスの新聞の記事から小ネタを一つ。

 

「イギリスのマクドナルドで、ミルクシェイクを飲み物にしてセットを注文し、持ち帰りにすると付加価値税はかからないが、コーラを飲み物にしてセットを注文し、店内で食べると付加価値税がかかります。」

 

参照元の記事の下の方に、付加価値税について知られていない15個の項目の内、13番目に書かれています!

参照元:thescotsman.scotsman.com/opinion/Oh-VAT-on-earth-.4722967.jp (英文)

 

 




こんばんは。

 

非常に遅くなりましたが、改めまして新年明けましておめでとう御座います。

2010年が皆さんにとって素晴らしい一年であります様に、こちらイギリスから新年の挨拶をさせて頂きます。今年も宜しくお願いします。

 

さて、2010年の始め、皆さんはどの様に過ごされましたか?このブログを読まれている方の中には、こちらイギリスにて年末年始を過ごされた方がいらっしゃるかと思います。2010年の元日からこちらイギリスでは、日常の生活に大きな変化がありました。題名にもなっておりますが、VATの税率が、15%から17.5%に変更になりました。年末年始にかけてイギリス国内で買い物をされた方で、商品の値段が変わってびっくりされた方がいらっしゃるかと思います。

 

このVAT(Value Add Tax: 付加価値税)、日本で生活をされていると、消費税と似ていると思われる方もいらっしゃるかと思いますが、似て非なるものなので、年明け最初のトピックは、付加価値税について書かせて頂きます。と言っても、このVATに関して説明をすると、大学の一科目に相当する内容なので、皆さんがイギリスを訪れた際に感じる違いにターゲットを絞ってみようと思います。

 

今回を含め2回に渡り、前半はVATとは何か?について、後半はVATを身近に感じてもらえる例を紹介したいと思います。新年早々から非常に固い話題ではありますが、内容が理解できると新しい発見があると思いますので、できる限り難しくならない様にしつつ、話を進めて行こうと思います。

 

まず最初は、なぜVATの税率が一時的に変わっていたのでしょうか?

 

これは、2008年に突然襲った世界同時不況により、こちらイギリスでも深刻な経済不安に直面したため、当時の政府が、一時的に税率を下げる事によって、経済の立て直しと、国民が物を購入するきっかけを作る事を目的として、2008年12月1日から2009年の12月31日までの期間限定で減税を行いました。(クリスマス商戦に合わせる事で、お店の売上げの底上げを狙って、12月から始めたとも言われています。)詳しくは、BBCの記事に書かれていますので、リンクを下に記します。

news.bbc.co.uk/1/hi/7745340.stm (英文)

 

ではなぜ15%になったのでしょうか?

 

これは、イギリスがEUに加盟している事に関係します。EUの法律では、EUの加盟国のVATについて、15%を下回ってはいけない(上限は25%)と決められている事と関係します。つまり、イギリス国内でVATを13%にしたい!と思っても、EUの法律で、15%までしか下げる事ができないのです。なので、去年のVATの引き下げは15%になったのです。詳しくはEUの公式サイトに書かれていますが、非常に複雑なので、Wikipediaをリンクにて紹介します。

EU VAT: en.wikipedia.org/wiki/European_Union_Value_Added_Tax 

 

ちなみに、このVATは17.5%だけではなく、5%や0%と大きく分けて3段階に分けられています。ここで気をつけなければならないのは、0%は非課税ではないのです。0%の税率がかけられているので、実質税金がかかっていないのです。どの製品に対して、何%の税金がかかっているのかは、政府の公式サイトに乗っています。

direct.gov.uk/en/MoneyTaxAndBenefits/Taxes/BeginnersGuideToTax/DG_4015895(英文)

 

今回はここまでです。次回は、実際にどんな製品が何%VATがかかっているのか、どの様にして政府はVATを管理しているのかをお伝えします。

 

 

最後に、クイズをひとつ。

イギリスでは、Jaffa Cakesと言う食品(お菓子?)がありますが、このJaffa Cakesは、VATがかかっているでしょうか?それとも0%で実際には税金が0でしょうか?

 

Jaffa Cake: www.jaffacakes.co.uk/

 

皆さんはどちらだと思いますか?ちょっと調べてみて下さい。

答えは、次回発表します。お楽しみに!







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