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イギリスに滞在中のヴァージン特派員達が、イギリスの「今」の情報をお届けします!!

TARO プロフィール


ロンドンでの生活も早くも2年が経過。
英国の様々な事情が分かり、充実した毎日を過ごす。
そんな日々の生活から、新しい発見を中心にレポートします!

稲村 太郎
世界中からいろいろな人が集まるロンドンに夢見て、渡英を決意。
ロンドンのアートスクールで、アートマネジメントを専攻し、
現在、英国のカルチャー誌のアートエディターを担当。

 

日本では、あまり聞き慣れない祝日、ボクシング・デー。英国では、バンクホリデーの一つの祝日で、12月25日のクリスマスの次の日がボクシング・デーと思っていた。

 

英国では、クリスマスの翌日から冬のバーゲンセールが一斉にスタートし、「ボクシング・デーから冬のバーゲンがスタートするよ」と誰かが言っていたような気がしたので、当然、12月26日がボクシング・デーだと思い込んでいた。

 

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ボクシング・デーの名前の由来は、クリスマスプレゼントをもらえない貧しい人のために教会が用意したプレゼントの箱を開けた日とされており、また、クリスマスにも仕事をしなければならない人が家族と過ごすことが出来るように休日になったと聞いていたので、クリスマスの翌日=ボクシング・デーという公式が頭の中にあったのだ。

 

英国のクリスマスは、ほぼ全ての交通機関がストップしてしまい、地下鉄やバスを利用してどこかに行くことは出来ないので、クリスマスの翌日の26日は、冬のバーゲンセールを目当てに人気のデパートやブランド店に多くの人々が行列し、街にはいくつものショッピングバックを抱えた人で溢れている。

 

しかし、何かおかしい。

 

今日は、祝日ではなく通常の土曜日の営業だという声が聞こえてきた。

 

クリスマスの翌日は、自動的にボクシング・デーだと思っていたら、土曜日や日曜日の場合、祝日のため月曜日に繰り越されるというのだ。

 

年末、最後の小さな発見であった。




2009年12月19日

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Mona Hatoum "Hot Spot" 2006

 

ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで、地球環境をテーマにした展覧会「Earth: Art of A Changing World」がスタート。

 

コペンハーゲンでの地球温暖化対策を議論する国連会議の進捗状況が、連日、テレビ、ラジオ、新聞で大きく取り上げられてる英国では、ホットなトピックだ。

昨年、本誌のブログで紹介した「Cape Farewell」に参加したアーティスト、アントニー・ゴームリー、ソフィ・カロ、高谷史郎氏も出展。

 

「Earth: Art of A Changing World」は、アートを通じて地球環境の変化について考える絶好の機会だろう。

 

科学者が調査したデータをもとに議論されることが多いトピックだが、視覚に訴えるアート作品を目の前にすると地球で何が起きているのかがとてもリアルによく分かる。

 

 GSK Contemporary

「Earth Art of A Changing World」

2009年12月3日ー2010年1月31日

ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ

http://www.royalacademy.org.uk/




 

英国を代表するアーティストを数多く輩出しているターナー賞。日本でも、森美術館にて「英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展」(2008年)と題し、大きく取り上げられた。

 

2009年度のターナー賞の受賞者は、現在、テート・ブリテンで作品が公開されている4人の候補者の中から、グラスゴー出身の画家、リチャード・ライト氏(Richard Wright)と発表された。

 

リチャード・ライト氏は、テート・ブリテンの空間にインスパイアされたという壮大な壁画を制作。ルネッサンス期のフレスコ画の技術を駆使し、手作業で貼り付けられた金箔の抽象画は、何とも言えなく美しく、観るものの心を奪う。

 

しかし、テート・ブリテンの壁に直接描かれた作品は会期終了後に消されてしまうという儚い一面を持ち、アート市場への戦略的な介入を意識して制作をするアーティストへのアンチテーゼとも言われている。

 

つまり、メディアへの話題づくりを積極的に行い、アート市場で高額な価格で取引される作品と相反して、リチャード・ライト氏のフレスコ画は、展覧会に訪れた人々の記憶の中だけで生き続ける。

 

リチャード・ライト氏は、英国紙ガーディアンのインタビューに、「ダミアン・ハーストやトレーシー・エミンのようなアーティストとは、金銭的な意味合いから全く異なるものである。」と答えている。

 

現在、49歳のライト氏は、50歳以下という年齢制限のあるターナー賞への最後の挑戦を成し遂げた。

 

人目を引くような派手さがあるわけではないが、長い年月をかけて熟成したスタイルを確立したライト氏の獲得した栄光はとても価値のある尊いものに感じる。

 

昨今の経済事情で、世知辛い世の中であるが、リチャード・ライト氏の輝かしい成功にとても勇気づけられた一日であった。

 

richard wright

Richard Wright "no title" 2009 Courtesy the artist; Gagosian, London; The Modern Institute / Toby Webster Ltd, Glasgow and BQ, Berlin

Photo credit Sam Drake and Gabrielle Johnson, Tate Photography

 

リチャード・ライト氏の緊縛のフレスコ画は、2010年1月3日までテート・ブリテンにて展示。

 




すっかりクリスマスムード一色のロンドン。

 

ハイドバークでは、今年で3回目を迎えるドイツの伝統的なクリスマスをテーマにした「ウインター・ワンダーランド」が開催中だ。

 

まずは、ドイツで有名なホットワイン、グリュワインで冷えた体を温め、グリルしたソーセージのブラード・ブルストで小腹を満たして、マーケットへ。

 

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ちょっとしたクリスマスプレゼントに良さそうなアクセサリーや手作りのおもちゃ、クリスマスツリーのオーナメントなどを販売する屋台でショッピングを。

 

また、大観覧車やジェットコースター、お化け屋敷など、子供から大人まで楽しめるアトラクションもあり、一日中、ウインター・ワンダーランドで遊ぶことが出来る。

 

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ウインター・ワンダーランド

ハイドバーク:ハイドパーク・コーナー駅から徒歩2−3分

入場無料:但し、アトラクションは有料







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