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イギリスに滞在中のヴァージン特派員達が、イギリスの「今」の情報をお届けします!!

TARO プロフィール


ロンドンでの生活も早くも2年が経過。
英国の様々な事情が分かり、充実した毎日を過ごす。
そんな日々の生活から、新しい発見を中心にレポートします!

稲村 太郎
世界中からいろいろな人が集まるロンドンに夢見て、渡英を決意。
ロンドンのアートスクールで、アートマネジメントを専攻し、
現在、英国のカルチャー誌のアートエディターを担当。

春らしい穏やかな天気が続いているロンドンでは、「エレファント・パレード・ロンドン 2010」と呼ばれる、様々な色にペイントされた象のオブジェを野外に展示するイベントがスタート。

 

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エレファント・パレードは、2002年より、インド、タイ、ボルネア、インドネシアなどのアジアの象を保護することを目的に始まったチャリティーで、2007年にロッテルダム、2008年にアントワープ、2009年にアムステルダムというように、ヨーロッパを巡回している。

 

ロンドンでは、トラファルガー・スクエア、タワーブリッジ、サウスバンク、ハイドパークなどの観光スポットに、アーティストがオリジナルでペイントした象のオブジェが展開されており、子どもから大人まで年齢を問わず、大人気だ。

 

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また、セルフリッジなどの有名デパートなどでは、エレファント・パレード・ロンドンに関連したグッズや書籍も販売。イベントは、2010年7月まで開催予定。

 

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Elephant Parade London 2010

エレファント・パレードの地図のリンク




ハイ・ファッションなブランド街で知られるナイツブリッッジで、至宝のようなスイーツを心ゆくまで楽しむ。

 

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ロンドンで屈指の高級ホテル、ザ・バークリー(The Barkeley)。このホテルのティー・ルームでは、プレタ・ポルテとティーをかけたアフタヌーンティー、プレタ・ポルティー(Pret-a-Portea)が熱烈なファッション愛好家を魅了している。

 

プレタ・ポルティーは、最新のファッションコレクションをモチーフに、シェフが考案するスイーツが特徴のアフタヌーンティー。ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオール、バーバリーなど、トップブランドのバックのかたちをしたケーキ、コートやブーツをかたちにしたクッキーなど、食べるのがもったいなくなるスイーツばかりだ。

 

まずは、好きな紅茶を選んで、サンドウィッチをいただく。そして、アフタヌーンティーデおなじみの三段重ねのトレーには、ポール・スミスの洗練された食器に盛りつけられた、スイーツが登場。眺めても、食べても、おいしい。

 

The Caramel Room at The Barkeley

Wilton Place, Knightsbridge, London SW1X  7RL

13時〜18時

予算:35ポンド




湖水地方の玄関、ウィンダミアからレンタカーで40分、湖水地方北部の中心の町、ケズィックへ。

 

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ケズィックの周辺は、湖に囲まれた山岳地帯で、ウォーキングからトレッキング、キャンプまで、幅広くアウトドアを楽しむことができ、たくさんの観光客が訪れ、とても活気の溢れている。町の中心には、数多くのアウトドアショップが並んでおり、現地でトレッキングシューズやレインコート、キャンプ用品などを入手することも可能だ。

 

ちなみに、ケズィックへは、ウィンダミアから「555番」のバスに約1時間乗って、行くこと出来る。このバスは、湖水地方の主要な町を縦断し、ランカスター、ケンダル、ウィンダミア、ケズウィックを結んでおり、利用価値が高い。但し、1時間に2本程度なので、事前に時刻表を、観光案内所や駅で入手すると、効率よく回れるだろう。

 

ケズィックは、「英国の湖の女王」と呼ばれるダーウェント湖の湖畔の近くに位置し、この湖に流れ込むグレタ川を利用して、産業革命以降に紡績の地として発達したようだ。静かな湖畔、清らかな川、そして、羊の放牧された草原など、英国の田園風景を満喫するには、最高の場所だ。

 

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パスファインダー・ガイド(Pathfinder Guides)というウォーキングのガイドを参考に、ケズィックの北東に位置する「ラトリッグ(Latrigg)」と呼ばれる小高い丘を一周するコースを選択。旧ケズィック駅を出発し、グレタ川沿いを歩き、ラトリッグの頂上からケズィックの街並み、ダーウェント湖を一望することが可能な約9kmのコース。ガイドによると、約2時間半が目安とされているが、結構、一生懸命に歩かないと、この時間では回ることが出来ない。

 

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グレタ川は、秋にはサーモンフィッシングに訪れる人も多いらしく、今のシーズンは、ブラウントラウトを目当てにフライフィッシングを楽しむ人々がいる。いくつかの橋を渡り、羊に囲まれた放牧地帯を抜け、丘の頂上を目指す。スタートから、約1時間が経過したところで、急な勾配の斜面を登らなければならないのだが、天気が良かったので、それ程、苦にはならなかった。

 

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ラトリッグの頂上から、ケズィックの市街とダーウェント湖を一望した。この丘から見る湖の景色は、湖水地方の中でも絶景の一つで、また、訪れたい場所である。

 




ロンドンのユーストン駅から電車を乗り継ぎ、約3時間30分。湖水地方の玄関、ウィンダミアへ小旅行に出かけた。

 

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ヴァージン・トレイン。車内の設備は飛行機並みで、とても快適な旅を楽しむことが出来る。オンラインで予約すると、通常よりも安い料金でチケットを購入することが出来る。

 

リゾート地として有名な湖水地方は、高い山の少ないイングランド地方の中でも、標高1000m近い山々が続く山岳地帯で、16の大きな湖と無数の湖の連なる英国の中でも最も美しい景色のエリアの一つと言われている。

 

イングランド地方の北西部に位置する湖水地方は、リバプールやマンチェスターとスコットランドのエジンバラやグラスゴーの間に立地する。地図を広げてみると、ロンドンからはかなり遠く感じるが、のどかな風景を眺めながら英国内を電車で旅をするのもオススメである。

 

湖水地方には、いくつもの小さな町が点在しているので、まずは、バスや電車の移動などの交通の便の良い町を起点とすると良い。そこで、初めて訪れる今回は、古くからリゾート地として発展してきたウィンダミア湖の畔にあるボウネスに近いウィンダミアに宿泊することにした。このウィンダミアには、ホテルは少ないものの、B&B(ベッド&ブレックファースト)が数多くあり、ウィンダミア駅からボウネスに向かう途中には、100軒以上並んでいる。一軒家を改造したB&Bの多くは、ホテルのようなサービスにはない、アットホームな暖かい雰囲気があり、また、料金もリーズナブルなので、英国内旅行には欠かせない存在だ。

 

LD07   B&B Holly Lodge

 

今回、お世話になった「Holly Lodge」は、とても陽気でフレンドリーなアンさんとバリーさん夫妻が出迎えてくれるB&Bで、客室はやや狭いがとても清潔感のあり、快適な夜を過ごすことが出来た。また、ボリューム満点のイングリッシュ・ブレックファーストは絶品だ。

 

LD03   レストラン Lazy Daisie Lakeland Kitchen

 

そして、ウインダミアの中心にあるアンさんオススメのおしゃれなレストラン「Lazy Daisies Lakeland Kitchen」で夕食を。メインコースの魚、肉料理がそれぞれ10ポンド前後で、フィッシュ&チップスを注文したのだが、食べきれないぐらいの大きなタラのフライがやってきた。とても新鮮な食材を用いており、旅先ではなかなか良いレストランに出会うことはないのだが、かなりオススメだ。ちなみに、この地域のレストランは、夜の9時には閉店してしまう店が多いので、要注意。

 

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明日は、山岳地帯のウォーキングに挑戦。




イースター・ホリデーの4連休が明けた英国のトップニュースは、総選挙の日程の開示だった。4月6日午前、バッキンガム宮殿のエリザベス女王を訪問し、下院解散の承諾を得た現労働党政権のブラウン首相は、総選挙の投票日を5月6日と発表した。そして、約4週間の短期決戦の選挙キャンペーンは、精力的に実施されており、連日、各党のマニフェストに関する報道が、テレビ、ラジオ、新聞を賑わせている。

 

今年1月のブログの中で紹介した世論調査では、労働党の支持率が30%に対し、保守党の支持率が40%で、保守党がかなり優勢であったが、4月5日に発表された英国紙ガーディアンの世論調査では、労働党の支持率が33%に対し、保守党の支持率が37%と、その差は縮まってきており、その動向に目が離せない。また、英国の伝統と言われてきた2代政党制に終止符を打つことを訴える野党第2党の自由民主党も21%の支持を獲得しており、どの党も過半数以上の議席を獲得することが出来ないのではとも言われている。

 

今回の総選挙では、1,670億ポンドという記録的な財政赤字を抱える現状に対して、どのように国家予算を切り詰めて運営していくかということが焦点だ。

 

今年3月24日、ダーリング財務相は、2010年度予算案を発表したが、景気回復の中折れを懸念し、具体的な財政再建案は選挙後に見送った。しかし、保守党党首のキャメロン氏は、債務削減を急務とし、政権奪還後は、年内に60億ポンドの公共支出の削減の方針を掲げている。

 

いづれにしても、公共支出の削減からは逃れることは出来ないようだが、これによる失業者の増大は大きな課題となるはずだ。このような観点からは、公共支出の削減、財政再建案に慎重な態度を示す自由民主党が支持を伸ばす可能性もある。

 

5月6日の投票日までに、労働党、保守党、自由民主党の党首によるテレビ討論会が、ITV(4月15日)、SKY(4月22日)、BBC(4月29日)の合計3回予定されている。各党首の直接対決は見逃せない。




昨年、英国の現代美術家、アニッシュ・カプーアが芸術監督を務めたことで話題を呼んだ、ブライトン フェスティバル。第44回目を迎える今年は、アンビエント・ミュージックの先駆者として知られる、英国の現代音楽家、ブライアン・イーノがゲスト・アーティスティック・ディレクターとして指揮をとることが発表された。

 

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2010年5月1日(土)から23日(日)まで開催される、ブライトン フェスティバルは、ダンス、パフォーマンス、演劇、音楽を中心としたプログラムが用意され、連日、英国内外から多くの人々が集まる。

 

今回の注目のイベントは、ブライアン・イーノがサントラを手掛けたNASAの月面着陸のドキュメンタリー映画「アポロ」のコンサート。コンテンポラリー・アンサンブル、Icebreakerが演奏を行う。

 

また、英国で一番売れっ子の振付家、ホフェッシュ・シェクターの新作ダンス公演も見逃せない。

 

ブライトン フェスティバル 2010

2010年5月1日(土)-23日(日)

http://brightonfestival.org/




VAの木島タイヴァース由美子さんのブログに触発され、美しい田園風景を探しに、イングランド南東部のエセックスへ。

 

まずは、先日紹介した、地図専門店のスタンフォードにウォーキングのルートを記したガイドブックを探しに向かう。週末は、土曜日が曇り、日曜日が晴れという予報だったため、日帰りで行けるイングランド南東部のエセックスに位置する、白亜の断崖と知られるセブンシスターズに行くことにした。

 

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セブンシスターズの海岸線

 

ロンドンから電車で約1時間半、シーフォードという小さな町の近くに、セブンシスターズは位置する。この周辺は、自然が多く残されている地域として、セブンシスターズ・カントリー・パークに指定されている。そして、このカントリーバークのビジターセンターが出発点となった。

 

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 18世紀に建てられた納屋を改造したビジターセンター

 

このウォーキングコースは、中級者向けで全長約10.5kmのコースで、約3時間半の所用時間と記されているのだが、森や丘、牧草地帯、海岸、小川など、一度にいくつもの風景を楽しめる盛りだくさんの内容だ。

 

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 フリストンの森

 

歩行者専用の遊歩道、フットパスの標識を目印に歩いていくのだが、道というよりは、獣道を通る感じで、ときには、誰かの土地を横切ることもあった。

 

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フットパスの目印

 

そして、フリストンの森を抜けると、そこにはのどかな田園風景が広がった。

 

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ここには無数の羊が放牧されており、少し戸惑うのだが、この放牧されている土地を横切り、前へと進む。

 

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羊だけでなく、牛の群れも発見。

 

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そして、羊や牛をかきわけて、丘の上下を繰り返し、セブンシスターズの海岸線に到着。高さ70m〜100mの真っ白の断崖の絶景が現れる。石灰の岩盤が海によって浸食されて形成された地形のようだ。

 

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午後1時にスタートし、幾度の休憩をし、約4時間のウォーキングは終了したのだが、イギリスの美しい自然を満喫することができた。

 

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セブンシスターズ・カントリー・パーク

 ロンドン・ブリッジ駅(London Bridge)からサザン・レイルウェイに乗車し、シーフォード駅(Seaford)へ。シーフォード駅からイーストボーン(Eastbourne)に向かう12もしくは12Aのバスに乗って約10分、「Country Park」で下車。




春らしい晴天が続くロンドン。最高気温も12-15度まで上昇し、昼間はサイクリングなどに良いシーズンになってきた。

 

そこで、春に向けて、自転車に乗るときに便利なバック探しに。やっぱり、メッセンジャーバックが良さそうなのだが、フライターグやマンハッタン・ポーテージは良くみかけるので、ロンドンの人気バックブランド、アリー・カペリーノへ。

 

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アリー・カペリーノは、ロンドンの東部、ショーディッチにスタジオ兼ショップを構えるファッションブランドで、創業時の80年代には、レディス、メンズのウェアを中心に活動をしていたが、近年は、バックやアクセサリーを中心とするブランドとして注目されている。特に、テート・モダンやアップル社などのコラボレーションで広く知られているようだ。

 

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店内には、2010年のスプリング・サマーコレクションのバックやアクセサリーが並び、どれにしようか迷ってしまう。フレンドリーな女性の店員さんによると、オススメは、オイルコーティングをしたキャンバスのデイバックタイプらしい。

 

日本には、現在、直営店がないようなので、ロンドンへの旅行の際には、必ずチェックしたいお店。

 

Ally Capellino

9 Calvert Avenue

London E2 7JP

allycapellino.co.uk

最寄りの駅は、Old Streetだが、Brick LaneやSpitalfield Marketからも近い。




ロンドンは、やや肌寒いが春を予感させる晴天が続き、とても良い気候になってきた。

 

今週、ロンドンのバービカン・センターで、英国の現代音楽家、ニティン・ソーニーが、日本のサイレント映画、「夜ごとの夢」(監督・原作:成瀬巳喜男)にインスパイアされて作曲した音楽を、ロンドン・シンフォニー・オーケストラが演奏するという贅沢なコンサートに行った。

 

ニティン・ソーニーはインド系のイギリス人で、アジア、ジャズ、エレクトロニカなどの多種多様な音楽を融合させ、独特の世界観をつくりあげている音楽家と知られている。特に、そのバックグランドから、マルチカルチャリズム(多文化主義)をテーマにした活動を積極的に行っている。

 

コンサートは、大型スクリーンに「夜ごとの夢」が投影され、ニティン・ソーニーのピアノを中心にオーケストラが演奏するものであった。

 

「夜ごとの夢」は労働階級の葛藤を描いたサスペンス映画なのだが、労働階級の憂鬱を日本人とは異なる新たな視点で解釈し、作品へと昇華させたニティン・ソーニーの世界観に圧巻。演奏終了後、観客のほぼ全員が立ち上がり、歓声をあげるほどだった。

 

ちなみに、バービカン・センターでは、コンサートの他、演劇やダンスのパフォーマンス、展覧会など、たくさんのイベントが開催されており、現在、プロダクトデザインの巨匠、ロン・アラッドの個展が開催されている。

 

バービカン・センター

http://www.barbican.org.uk

 

 

 

 




英国で最も著名な彫刻家、ヘンリー・ムーアの回顧展が、2010年2月24日からスタートした。テート・ブリテンとしては、初の試みという、6ヶ月のロングランで、今回の展覧会にとても力を入れているようだ。

 

ヘンリー・ムーアは、「母と子」や「横たわる像」などの代表作に見られるように、女性の体をモチーフにした、有機的な流線美のある彫刻で広く知られている。日本でも、箱根彫刻の森美術館など、数多くの作品が紹介されており、一度は目にしたことがある人が多いだろう。

 

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Henry Moore

Reclining Figure 1939

Copy right: The Henry Moore Foundation

 

しかし、今回の展覧会では、今まで触れることの多くなかった、ヘンリー・ムーアの新たな一面を明らかにする試みが企図されている。

 

1898年に、ヨークシャーに生まれたムーアは、2度の大きな戦争を経験したという。18歳では、第一次世界大戦に徴兵され、毒ガスによる傷害を受ける。また、第二次世界大戦では、戦争画家として、空襲から逃げて防空壕や地下鉄に寝泊まりする人々を数多く描き、たくさんの兵士が倒れた戦場など、戦争の恐怖を目の当たりにしたと言われている。

 

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Henry Moore

Tube Shelter Perspective Liverpool Street 1941

Copy right: The Henry Moore Foundation

 

ヘンリー・ムーアは、彼の作品に何が影響を与えているかを多く語るタイプのアーティストではなかったようだが、この展覧会では、戦争による精神的な苦痛やトラウマがいかに影響を与えているかということが提示されている。

 

会場には、石、木、銅などを素材としてつくられた彫刻やドローイングなど、合計150点以上展示されており、ムーアの作品に触れたことのない人や熟知している人にも、見応えのある展覧会だ。

 

テート・ブリテン

2010年2月24日-8月8日

入場料:12.5ポンド

http://www.tate.org.uk/britain







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