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イギリスに滞在中のヴァージン特派員達が、イギリスの「今」の情報をお届けします!!

TARO プロフィール


ロンドンでの生活も早くも2年が経過。
英国の様々な事情が分かり、充実した毎日を過ごす。
そんな日々の生活から、新しい発見を中心にレポートします!

稲村 太郎
世界中からいろいろな人が集まるロンドンに夢見て、渡英を決意。
ロンドンのアートスクールで、アートマネジメントを専攻し、
現在、英国のカルチャー誌のアートエディターを担当。

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文化で再生する都市 (2)  »

ニューキャッスルは、イギリスの北部の最大の都市で、ゲートヘッドは、ニューキャッスルの南部の流れるタイン川の対岸に位置します。

この地域は、かつて炭坑と造船業で栄え、産業革命以後、イギリスの産業を支えてきました。しかし、第二次世界大戦以降、石油へのエネルギー資源の転換、造船への需要の縮小などから、町は活気を失い、失業者の増大、治安の悪化など様々な問題を抱えてきたと言われています。

このような問題を抱える都市の状況に一石を投じる、文化で都市を再生するプロジェクトが約10年前に始まりました。今回は、このプロジェクトを契機に制作され、現在では、都市を象徴するアイコンとなった彫刻作品を紹介します。

Angel of the North
この作品は、イギリスを代表する現代アーティスト、アントニー・ゴームリー(Antony Gormley)の彫刻作品で、1998年にゲートヘッドの南部に建てられました。
高さ20メートル、横54メートルの巨大な鉄の彫刻で、ニューキャッスル、ゲートヘッドを守る天使に見立てられ、この地域を背に翼を広げています。この巨大な彫刻は、かつてこの地域を支えた、造船設計技術を駆使して制作され、炭坑の採掘技術にてそれを支える足場が制作されたそうです。このように、この彫刻は、町の歴史を刻む重要なシンボルとして広く住民に愛され、また、ニューキャッスル・ゲートヘッドは、イギリス国内だけではなく、ヨーロッパの中で文化を発信する中心都市へと生まれ変わるための契機になっていると言われています。

次回は、ニューキャッスル・ゲートヘッドの文化イベントを紹介ます。







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