2009年2月22日
イギリス、グラスゴーのアーティスト、ジム・ランビーの個展が東京の原美術館で開催。ヴェネチアビエンナーレへの出品や、ターナー賞にノミネートされるなど、イギリスの現代美術の中でとても注目をされている人物だ。日本では、2008年に開館した十和田市現代美術館に作品が常設されている。
本展覧会、「アン ノウン プレジャーズ」では、原美術館の独特の空間を異次元の空間に変容させるインスタレーションを展開。美術館に一歩足を踏み入れるとそこに広がるのは、強烈に視覚を刺激する抽象美術のイリュージョンの世界。グラスコーのミュージックシーンで活躍していたというジム・ランビーは、レコード盤の溝を想起させる幾何学的な模様を床面に配置、また、開館以前に使用されていたダイニングルームには、椅子やレコードのインスタレーションを展開するなど、身近な日用品を組み合わせたサイトスペシフィックな作品を展開する。
身の回りの生活を振り返ると、そこにはデザインに囲まれている自分に気づく。お気に入りの食器、ソファ、カーテンなど、デザインは生活に欠かせないスパイスの一つ。しかし、その一方で、自分らしい空間とはなんだろうと考えたりもする。原美術館の歴史や文脈に挑戦するランビーの世界にインスピレーションを受けてみてはいかが?


ジム ランビー: アン ノウン プレジャーズ
会期:2008年12月13日ー2009年5月10日
好評につき会期延長
原美術館
東京都品川区北品川4-7- 25
JR品川駅より徒歩15分
http://www.haramuseum.or.jp












