2009年12月17日
クリスマスまであと一週間少し。ロンドンのウェストエンドは、プレゼントを買い逃し、そろそろあせり出したショッピング客で賑わっています。郊外からはリージェント通りやオックスフォード通りのクリスマス.ライト、またハロッズ.デパートなどのウィンドウ.ディスプレイを見ようと、繰り出す人たちの姿が見られます。オックスフォード通りの今年のクリスマス.ライトのテーマはディズニーが製作した新作に因んで『クリスマス.キャロル』。19世紀を代表する作家チャールズ.ディケンズの作品はあまりに有名で、これまで映画化されたもののどれかは必ずクリスマスにはテレビで放映され、この映画とエリザベス女王のクリスマス.メッセージを聞けば「ああ、クリスマス!」と感じるのはわたしだけではないはず。
ところで、クリスマス近くになると例年、私の足は自然と東にある旧市街に向きます。それは私にとって、「ロンドンのクリスマス」イコール「ディケンジアン.クリスマス」だからです。何故ならディケンズがストーリーのために参考にしたであろう場所は、間違いなくウェストエンドではなく、イーストのほうで、金融街である旧市街の裏道を歩けば、まるでクリスマス.キャロルの舞台にポンとおかれたような気持ちになるからです。
クリスマス.ライトも、ウェストエンドのような華やかさはありませんが、人通りも少なく、仕事を終えた人々が歩いているのみ。それがまたウェストエンドのクリスマスムードとは全く違った雰囲気を醸し出しています。例えばBow Laneです。当時は、もちろんクリスマス.ライトはありませんでしたが、19世紀の人たちは、ツリーや他のデコレーションを飾って、セント.ポール寺院の大きなドームが見えるこの道を歩いたのでしょう。

クリスマス.ライトがなくても裏通りは、歩くだけで楽しいものです。
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寒さがこたえたら、古いパブで冷えた体をなごませて.....でも英国人は寒くても外でビールを飲むことも。

ただ前を歩いているだけで、中の様子がガラスごしに伝わってきます。そこにはビールを片手に友人たちと語り合う人たちの賑やかな笑い声が......
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現在のLeadenhall マーケットの建物は、クリスマス.キャロルが出版されたころのものとは違いますが、当時もこの時期は、クリスマスのために残しておいたお金で、特別な食べものを買う人たちであふれたのでしょう。
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さあ、ウェストエンドで賑やかなクリスマスの雰囲気を味わったあと、昼間は金融街で働くひとでわきたつ旧市街に足を向けて、是非夜のディケンジアン.クリスマスを味わってみてください。




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