イギリスに滞在中のヴァージン特派員達が、イギリスの「今」の情報をお届けします!!

木島タイヴァース由美子 プロフィール
イギリス田舎周りとマーマレード作りを趣味とする。 人間より動物のほうが賢いと信じている在英年数30年以上の日本人。
9月も半ばになりますと、観光シーズンは終わり......というイメージは北に位置する英国ではなおさらのことと思われるかもしれません。観光ガイドとして、よくお客様からご質問があるのは、「英国はいつの時期が一番いいですか?」ということ。ひとそれぞれ好みが違うので、とても難しいご質問なのですが、もし、「貴方はどの季節が一番好きですか?」と聞かれれば、問題なく私は「秋です!」と答えるでしょう。つまりこれからの季節が私の一番好きな英国なのです。

この時期は木々の葉が紅葉して、まるで自然が一番美しい色でカーテンを作って、石の壁にかけたようです。


石造りの家にも.....


ナナカマドやコトネアスタなどさまざまな色の実、そしてローズヒップが寒い冬に向かう前に思いっきりカラフルな景色を描いてくれます。
10月に英国のカントリーサイドに行く機会があったら、是非村の教会をのぞいてみてください。収穫祭の礼拝のための特別な飾り付けの美しさに感動するにちがいありません。
夏場は観光で賑わうBiburyのスワンホテルも蔦が色づきます。航空運賃も下がるこれからの時期、一味違った英国の旅に出会うでしょう。そして、古いパブやホテルでともされる暖炉の暖かい火と共に伝統料理や地ビール、コーディアルを飲んで時の流れを味わうのもこの時期だからこそできる経験です。

投稿時刻 00時32分
その他
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アメリカでパブリックスクールといえばもちろん公立の学校のことですが、「もちろん」が「もちろんでない」のが英国です。この国では「パブリックスクール」といえば完全に私立の学校のことで公立校はstate schoolと呼ばれます。
それらのほとんどは古い歴史を持っていておもしろいのですが、いつも観光客に公開しているわけではありません。でも、多くがガイド付のツアーを行っていますので、興味のあるかたは参加されてはいかがでしょう。
例えばイートン校です。ここはウィンザー城に行ったついでに簡単に行ける距離にあります。ウィンザーから、テームズ川にかかる橋を渡るとそこはイートンの町です。イートン校にたどり着く前に橋から少し歩いてみるともおもしろいものがけっこう目に付きますよ。
15世紀に建てられた家(今は中華料理のレストラン)のそばにはヴィクトリア女王時代のポストや、その先には英国の街頭ではめったに見られない自動販売機が。(これはずいぶん昔の切手の自動販売機で今は使われていません。)

古いものばかりではありません。先日はヘアードレッサーの前にこんな犬の置物がありました。オシッコをしているこの体勢がなんとも言えず可愛らしいものでした。

イートン校は1440年にヘンリー6世が70人の学生に無料で教育を施すために設立した学校で、それが今では1300名の13~18歳の男子がモーニングを制服として勉学に励んでいます。20名の首相を輩出した学校ですが、中でも有名なのは1815年のワーテルローの戦いでナポレオンを破ったウェリントン将軍です(後に首相)。「ワーテルローの戦いの勝利はイートン校のグラウンドですでに決まっていた。」という彼の言葉が正しければ、今の英国があるのはイートン校があるからといっても言いすぎではないでしょう。この戦いで英国が負けていたら、今、この国では英語のかわりにフランス語が話されていたかもしれません。
ガイドが案内してくれるツアーに参加すればすばらしいパイプオルガンや扇模様の天井(fan-vaulting)、15世紀の壁画などのあるチャペルや、 1443年にできた教室に入ることもできます。この教室では、昔の生徒が自分の名前を机や、窓の雨戸に刻んだものがいまだに残っています。(ツアーに関しては http://www.etoncollege.com/VisitsToEton.aspx)
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普通ロンドンからのウィンザー観光は、半日で済ませる場合が多いのですが、一日ゆっくり過ごせば、例えばウィンザー城で女王が出入りする際に使うロングウォーク(写真)をゆっくり散歩することもできますし、女王のファームショップ(写真)も覗けます。また、タクシーで少行ったところのテムズ川に面したOakley Court Hotelでアフタヌーンティ(写真)をとるのもいいでしょう。これにイートン校を加えれば英国をたっぷり感じる素敵な一日になることうけ合いです。
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投稿時刻 00時34分
その他 | イギリス国内旅行 | ロンドン郊外
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