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イギリスに滞在中のヴァージン特派員達が、イギリスの「今」の情報をお届けします!!

木島タイヴァース由美子 プロフィール


イギリス田舎周りとマーマレード作りを趣味とする。 人間より動物のほうが賢いと信じている在英年数30年以上の日本人。

2009年1月27日

ロンドンは中世は商業で発達した町。今でも通りに商品の名前がついているものをよく見かけます。例えばBread Street, Heymarket(hey-干草), Garlic Hill, Fish Street Hill ……..Frying Pan Alley は昔、そこにあった金物屋の看板にフライパンが使われていたことに由来します。

日本の背広という言葉が仕立て屋さんの多いSaville Row(サヴィルロー)からきたことはあまりに有名です。

サンドウィッチの町にはNo Name Street(名無し通り)というのがありますし、最近はとてもおかしな名前の道を田舎道で見つけました。Scratchface Laneです。scratch(引っ掻く、)face(顔)ですから、この通りを通ると顔が痒くなる気がします。または、誰かに顔を引っかかれるような…….

ロンドンの通り名に関しては色々な本が出版されていて、それをガイドブックにして歩くと、ロンドンの歴史がよくわかります。また、下記のサイトでも色々な名前の由来を知ることができます。Frying_pan_alleyNo_name_street_in_sandwich_1_22009_0102walkingyattendon0007_3

http://www.londononline.co.uk/




点字のことをこちらではブレイルといいます。これは点字のシステムを発明したルイ.ブレイルの名に因んでいますが、一体何カ国でこの点字のシステムを使っていることでしょう。日本語、英語、ロシア語からアラビア語、ズル語に至るまで数え切れません。英国では、博物館の展示物の説明から、薬の箱(写真)まで、点字はどこでも見かけます。日本の駅では点字が床に利用されて道しるべになっていたり、点字は身近な存在です。今年はルイ.ブレイルが生まれてから丁度200年に当たる年です。

ブレイルは子供時代に父親の仕事場で、父親の真似事をして靴を作っていた際、間違って紐を通す穴を開ける道具で目を傷つけて失明しました。その後、10歳の時に世界で最初に設立されたの盲学校のひとつに入学。

1821年にチャールズ.バービエという兵士が器具を持って、この学校を訪れたことで目の不自由な人の世界が完全に変わりました。持ってきた器具とは、彼の発明したNight Writingのために使われるものでした。これはナポレオン戦争の際、夜に塹壕の中で、音を出して敵に居場所を知られないために、暗号で指示を受けるために作られたものです。しかし、それがあまりに複雑で、兵隊には不人気でした。でもこれにヒントを得てブレイルはより簡単な暗号を作り目の不自由なひとのための点字に発展させたのです。

興味深いのは、普通の学校の子供たちがおもしろがって、この点字を使い出したことです。そのために点字を使うことを禁止する学校も出てきました。子供って、どこでも同じですが、禁じられれば返って、興味が沸くものです。隠れて点字を使う子供もいたとか。

こうして点字はどんどん広がり、今では世界中で使われています。

点字奨励のための通常のイベントの他に、年内にルイ生誕200年のためのイベントが王立視覚障害者協会によって、計画されています。(Royal National Institute of Blind People www.rnib.org.uk

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2009年1月13日

ロンドンのテムズ川南岸にオクソータワーというのがあります(写真)2008_1019mrwada0016 。テートモダンのすぐ近く、グリーンのとんがり帽子をかぶり、OXOと書かれたタワーはとっても目立ちます。この建物、19世紀後半に発電所として建てられたものですが、1930年代にOXOという肉エキスの会社が工場とするために買い取りました。OXOの文字が目立つこの塔が建てられたのもその時です。ところが、当時でさえロンドンは景観にこだわる町。目立ちすぎる看板、広告はご法度です。そこで建築家が考えた『言い訳』というのが傑作です。「これはOXOの綴りではなく、単にマル、バツ、マルという幾何学模様に過ぎないんですよ。」と。彼は真面目にこう言ったあと、悪戯っぽく片目でウィンクしたに違いありません。

当時ロンドンでは第二の高さをもつオクソー.タワーのマル、バツ、マルの模様は遠くハムステッドからも見えたとか。その後、再三にわたって、この「目立ちすぎる模様」の取り壊しが要請されましたが実行されることはありませんでした。

そして1970年代、時代遅れになったこの建物を取り壊し付近の再開発と、大きなオフィスビルの建設が計画されたのです。そこで一斉に立ち上がったのが付近に住む住民です。オフィスの代わりに公園、住宅、公共施設を造り、愛するオクソータワーを保存するキャンペーンが始まりました。そして彼らの努力が実を結び、現在もオクソータワーはちゃんと立っています。建物は低額所得者のための住宅の他、高級レストラン、新進デザイナーのワークショップに使われています。

テレビドラマのための帽子も手がけ、マドンナのコンサートのための帽子(写真)を作ったこともあるイアン.ベネットのお店(写真)もありますので、独自のファッションを求めている方や、個性的なおみやげを探している方、また景色が抜群のレストランでロマンチックにお食事をしたい方にお勧めです。2008_0422rob00892008_0422ians_shop




今日、1月10日はティンティンの80才のお誕生日です。ティンティンとは、漫画のキャラクターなんですが、80年前の今日、ベルギーの新聞の子供向け付録雑誌に登場して以来、世界中にファンを持ち、さまざまなグッズはコレクターのアイテムになっています。

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2009年は、その他、「進化論」を書いたチャールズ.ダーウィンが200歳、「蛍の光」の作詞家であるスコットランドのロバート.バーンズが250歳、ヘンリー8世が500歳、ケンブリッジ大学はなんと800歳.....その他にも今年が特別な年である歴史上人物、組織は数え切れません。スコットランドでは、毎週どこかで、バーンズの誕生を祝っての祭典が行われています。

ヘンリー8世の500歳の誕生日に関してはは、ハンプトンコート宮殿(写真)やロンドン塔(写真。以前は堀だったところで今、スケートリンクが出来ています。)などの観光名所で色々なイベントが計画されています。また大英図書館(写真)でも普段は見られないヘンリーに関する資料などが特別公開されるはずです。今年、英国旅行を予定されている方。せっかくこの年にいらっしゃるのですから、是非、この年だからこそできることを体験なさっては?2008_090601422008_1220slow00812008_0424navigater0019







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