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イギリスに滞在中のヴァージン特派員達が、イギリスの「今」の情報をお届けします!!

木島タイヴァース由美子 プロフィール


イギリス田舎周りとマーマレード作りを趣味とする。 人間より動物のほうが賢いと信じている在英年数30年以上の日本人。

2008_1126xmas00472008_1126xmas00852008_1126xmas00702008_1126xmas0021この時期にロンドンにご滞在の方に是非お勧めしたいのが、ジェフリーミュージアムの恒例イベントである‘Christmas Past Christmas Present’です。この博物館は、英国社会史に興味を持っている方には必見。1630年から現在までの中産階級の家のパーラー(居間)をオリジナルの家具や装飾品を用いて再現しています。それぞれのパーラー間の小さな部屋では、当時の流行や習慣、ひとびとの暮らし方などが、資料や品物を用いて詳しく説明されていますので、余計に興味が沸いてくることでしょう。英国史、英国建築、インテリアデザイン、紅茶、エチケット、食べ物、女性史.....皆さんの興味はさまざまな分野に分かれることと思いますが、それぞれの方に満足していただける博物館だと思います。

さて、この‘クリスマス 過去と現在’のイベントは、全てのパーラーをクリスマス時期に設定しています。テーブルの上には、当時のクリスマスの食べ物がセッティングされている部屋も。クリスマスツリーはドイツからやってきて、クリスマスカードは英国が発祥地で、クリスマスストッキングは、アメリカで、昔はプレゼントを入れるために靴を外に置いたのが、次第にストッキングに変わっていったものだそうです。そんなこともこのイベントで発見できます。




セントラル以外にも見所が沢山あるのがロンドンのおもしろいところ。例えば私の住むハロー市(ハーローという町もあるので紛らわしいのですが。)も、郊外といっても地下鉄でベーカー街からほんの30分くらいのところ。

広いハローの町ですが、特に有名なところといえばHarrow-on-the-Hillでしょう。丘の上は保存地域になっているために(写真ーヴィクトリア時代のポストもいまだに使われています。)、何年経っても建物は変わっていません。ここにあるのがハロー校です(写真は正面)。16世紀に地主であったジョン.ライオンが地元の子供たちのために創立した学校ですが、今では高い授業料を払って世界中からやってくる13歳から18歳までの男子が勉強していますが、制服の一部であるカンカン帽子が特徴です。ネルー首相、詩人バイロン、ウィンストン.チャーチル、最近では歌手のジェームズ.ブラントなどを輩出し、建物はハリー.ポターの映画にも使われました。そして丘のてっぺんにある聖メアリー教会(写真)では900年以上人々が礼拝に参加しています。墓地では、バイロンが授業をさぼって、墓石の上に寝っころがって(このお墓は今でも残っています。)、当時はウィンザー城の方まで見えたという景色(写真)を眺めていたとか。

ロンドン滞在中に時間があったら、セントラル.ロンドンからちょっと足を伸ばしてみてください。地下鉄で簡単に行けるところに、英国らしさを発見していただけることでしょう。2008_1120circular0008_22008_1120circular0011_22008_1120circular0047_22008_1120circular0035_2




ダイヤモンド.ビッグ社(地球の歩き方)から『イギリス人は甘いのがお好き』という本を出版させていただくことになりました。発売日は11月17日です。

この本は、英国でもっとも伝統のある食べ物‘プディング’を通して、英国の文化、歴史をご紹介するものです。プディングは、日本語の‘プリン’の語源にもなったほどですが、日本ではあまり知られていません。今では、‘プディング’を一言でいえば‘デザート’ということになりますが、そう単純には片付けられない、片付けたくない奥深い英国の伝統食です。

この国に30年住んでいるひとりの日本人として、そして観光ガイドという職業を通して、体験したり、出会った人々を‘プディング’に関連付けて紹介しています。また簡単なレシピも載せました。この本から、皆さんが英国という国に対してより深くBook_cover_final_2興味を抱いてくださったらうれしく思います。

表紙の帯の下に「私の好きなもの」が隠れていますよ。店頭で見かけたら帯の下をご覧になって、そして、もう少し時間があったらページをめくってみてください。




2008年11月14日

12月1日に、友人と妹がやってきます。今、宿泊先の予約を完了しました。今回は、アンティークマーケットや、クリスマス.マーケットが行われる場所に合わせて、また、コージーなひと時を過ごしたくって、小さなホテルやB&B(ベッドと朝食のみを提供してくれるところ。)を中心に予約しました。どこも今回初めて泊まるところです。それぞれの場所での感想は事後お知らせしますね。

さて、英国での宿泊施設の種類は実に多くて、外国からいらっしゃる方々は戸惑ってしまうでしょう。ホテル(カントリーハウスからビジネスホテル、プチホテルまで)、ゲストハウス、B&B、セルフケータリング......このうち、日本の民宿に近いのがB&Bです。これには、当たりはずれがあるということで、どうしても皆さん、慎重になられるようです。「泊まってはみたいけど、はずれだったら….」と。何せ普通の人のお宅にお邪魔するようなもので、気に入れば「素晴らしい!」、そうでなければ「最悪」という結果になるからです。でも、私が今まで泊まったB&Bのうち、95%は「又、来たい。」と思わせるところでした。B&Bについて、いいイメージを持たなかった方の多くは、「お部屋が小さい」「床が軋む」「掃除があまり綺麗にされていない。」などですが、これはどこの家におよばれしてもあり得ることです。そういう理由で、せっかくの楽しい旅を台無しにすることは、実にもったいないと思うのです。

私にとってB&Bというのは、オーナーのお持て成しを楽しむことが一番の目的です。部屋が少しくらい狭くても、お掃除が完璧にできていなくても、オーナーの気持ちがこもっている場所は大好きです。そんなB&Bに泊まると、旅の楽しさが2倍3倍になることはいうまでもありません。

というわけで、B&Bに泊まる時は、「どんなお宅でしょう?」というスリルを味わったり、「ここに滞在する間は、自分の家のようにくつろぎたい」と思うこと、そしてそのお部屋に泊まったのは、何かのご縁と思えば、それだけで旅の半分は成功!とといえるでしょう。2007_0918wbglee0079Young_wood_bb_breakfastBonny_at_new_mills_house2007_0918wbglee0008

(写真は、どれもB&Bのものです。)







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