2009年8月5日
バッキンガム宮殿は、エリザベス女王2世が、英国君主および英連邦の首長として公務や儀式的任務を執り行う宮殿で、国賓他、園遊会や叙仁式にご招待を受けた人たちが訪問する場所でもあります。バッキンガムという名は、この建物が1700年初頭にバッキンガム公爵の屋敷として建てられたことに由来します。
以前は全く一般に公開されていませんでしたが、ウィンザー城の火災の際の修理や、女王が使われている他のお城や宮殿などの修理、維持費を賄うために1993年から一年に60日ほど一般公開されています。今年は7月26日から9月26日までの期間ですが、2009年が、英国君主が首長となられる現在の英連邦が発足してから60年の年に当たり、女王の英連邦加盟諸国への170回にわたるご訪問の際にお召しになったドレスや、各国からの贈り物などが展示されています。


『王座の間』(写真)は、1947年に女王がフィリップ殿下と結婚された際の、王室婚礼写真が撮影された部屋です。この宮殿の大改築を行ったジョージ4世の管理責任者であるジョン.ナッシュが、宮殿の中でも最も満足のいく部屋であったと言われるこの部屋の華麗さは、その天井や壁の装飾品を見てもうなずけるでしょう。結局、ジョージ4世は宮殿改築の完成を見ず、亡くなり、ナッシュは工事費の使いすぎで解雇されるはめになってしまいましたが。
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『白の客間』にはエドワード7世妃であった美しいアレクサンドラ王妃の肖像画が英国製のシャンデリアや、セーブル焼きの壷他の調度品に囲まれて華麗さを増しています。彼女の肖像画を見るたびに、女性問題でスキャンダル続きだったエドワード7世に「何故、こんなに美しい奥様がいたのに.....」と言いたくなるのは私だけではないでしょう。
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英国王室は膨大な名画のコレクションでも知られ、フェルメール、レンブラント、ルーベンス、ヴァン.ダイク、カナレットなどの絵は長さ47メートルの『絵画の間』他、多くの部屋で鑑賞できます。
オーディオを使っての日本語での解説もありますので、是非時間をかけて普段は見られない宮殿を心ゆくまで楽しんでいただきたいと思います。入場は時間性になっていますのでご注意ください。
(写真は全てThe Royal Collection 提供)












