2010年8月4日
関西にお住みのHご夫妻をご案内するのは今年で連続3年目です。去年の旅行記もこのブログに書きましたのでご記憶の方もいらっしゃるでしょう。ご主人は日本でも車椅子で暮らしていらっしゃるため、観光の足も車椅子ごと乗ることのできる特別車です。(ロンドンのタクシーも車椅子のマークがついているものだと大丈夫) 今日はHご夫妻のお許しを得て今年のコッツウォルズ、湖水地方の10日間の旅のことをお話したいと思います。
まずヒースロー空港から真っ直ぐ定宿とも言えるコッツウォルズのThree Ways House Hotelに向かいました。ここには障害者用の設備の整った部屋があり、3年目ともなればスタッフもおふたりのことをよく覚えていて再会を喜びあいました。

ドライバーはやはり3年連続のロレインさん
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翌朝から旅の始まりです。まずはコッツウォルズからちょっと南に足を伸ばしてストーンヘンジへ。

帰りに立ち寄ったBradford on Avonではナローボートが停泊する運河のほとりを散歩。

ロレインは水門の開閉も手伝うほど頼もしいドライバーです。

後日、今度は実際にナローボートに乗って水からの景色を楽しみました。
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ボートの上での紅茶はまた格別です。

水道橋を渡る時は眼下に広がる田園風景に感激。

ここでもまたロレインが大活躍。
Coughton Court(コートン.コート)は今ではナショナルトラストの所有ですが、過去600年にわたって、そして今でもThrockmorton家が住んでいます。この一族は特にチューダー朝の歴史に関連が深く、家の中には歴史に名を残した一族の肖像画や所有した私物が残っています。

湖水地方ではロレインに代わってヤヴィッドが運転。素晴らしい景色を堪能しました。
グラスミア湖近くで。

ターン.ハウ湖周辺は1時間くらいのウォーキングには最適のルートです。

ウィンダミア湖の遊覧の後はLakesideからHaverthwaiteまでを蒸気機関車で。
Holker Hall はLord and Lady Cavendishの所有で過去400年にわたりその先祖が住んでいるお屋敷です。

建物の一階はCoughton Court 同様車椅子のための傾斜版があるために楽に見学できます。保存指定の関係でこういう古い建物にエレベーターがついている例はほとんどなく、二階以上の部屋を見学することはできませんので、見学できない部屋の写真が用意されています。


ガーデンでは車椅子の方のためのルートがちゃんと表示されていますので、安心して楽しむことができます。
この他にも、紙面では全てご紹介することができないほど色々な場所での観光を楽しんでいただきました。英国では博物館をはじめ多くの観光地で車椅子の方の特別な施設を設けています。一般の方と同じように楽しめるように特別待遇をしてくれるところがあり、時間をかけずに能率よくまわるために協力してくれます。そしてそこで働くスタッフの方々が車椅子の方のニーズに合わせて色々と配慮してくれる場合が多いのもありがたいことです。そういう理由からか、観光地では車椅子の方をよく見かけます。是非、日本からも多く訪れていただきたいと思います。
10日間の後、帰国されたH様ご夫妻ですがヒースローに向かう車中「来年はどこにしましょうか」という会話を聞いて「今回も楽しんでいただけた。」というガイドとしてのうれしさがこみ上げてきたと同時に、いつも好奇心を持って何事も前向きに暮らしていらっしゃるH様ご夫妻から実に多くを学ばせていただいた10日間でした。












