2010年6月30日
日本からいらっしゃるガーデン好きの方々に朗報です。ローズマリー.ヴェリーさんの庭が再び一般に公開されるようになりました。
チャールズ皇太子やエルトン.ジョンなどの庭をデザインしアドバイスを与えたローズマリー.ヴェリーさんの家のガーデンは以前は一般公開されていて、私も何度もお客様をご案内しました。バスが駐車場するといっぱいになってしまうカーパークからの入り口で彼女が入場券を売っていて、時間があれば庭も彼女自身が案内してくれたものでした。そのたびに彼女の庭に対する愛情が一本一本の草花からこぼれるように伝わってきます。
ニューヨークの植物園など、大きな庭から個人の小さな庭まで彼女が造りあげたガーデンは数え切れません。
2001年にローズマリーさんが亡くなった後、彼女の住む17世紀に建てられたバーンズリーハウス(写真)は人手に渡り、彼女の愛するガーデンはホテル客のみに公開されるようになったのです。旅行会社は何とかして多くの日本人が憧れるこのガーデンをツアーに加えようと、あの手、この手で頑張ったのですが、ホテルに泊まるか食事をするかしか、その道はありませんでした。「彼女が少しでも関わった庭だったらバーンズリーではなくても是非、行ってみたい。」という方を知人の家にご案内したこともありました。

バーンズリーガーデンとのお付き合いも、これまでかなーと思っていた矢先、ホテルのオーナーが代わったのです。そして今は紅茶代込みの7ポンド50ペンスの入園料を払えば、昔通りにローズマリーさんのガーデンを十分楽しむことができるようになったのです。
では、少しだけお庭をご案内しましょう。まずウェールズのボドゥナント.ガーデン(写真左)からヒントを得て造ったバーンズリーの「金鎖の小道(写真右)」です。

サイモン.ヴェリティの石の彫刻が庭のいたるところで見かけられます。

5月末のガーデンはいたるところに藤色っぽいピンクのアリウムが見られました。

ヘッドガーデナーのリチャード.ゲイテンビー氏はローズマリーさんがいらっしゃった時らのバーンズリーハウス.ガーデンにはなくてはならない人物。
.jpg)
このガーデンの特徴は、庭のどこからでもまるで絵画の中の世界のように美しいガーデンが見えることではないでしょうか。そしてそのひとつひとつの絵画は全て詩的です。ホテルのベッドルームはコンテンポラリーではありますが、このホテルならではの特徴をもったデザインです。高級感あふれる雰囲気はハネムーンとか、結婚記念日とか、特別なひととの特別な時間を過ごすのには最適なホテルといえるでしょう。またポタジァー(写真)から採りたての野菜を使ったレストランのお料理もすっかり気に入りました。
「泊まる時間がない方はランチだけでもゆっくり時間をかけてとっていただきたい。そして食後はガーデンでまたまた至福のひと時を」と、心から思えるローズマリーさんのお庭でした。












