2009年3月18日
イングランドはセント.ジョージ、スコットランドはセント.アンドリュー、ウェールズはセント.デイヴィッド、そしてアイルランドはセント.パトリック。これらは全て守護聖徒です。今日3月17日は、セント.パトリックス.デイでした。そのセント.パトリックとは、一体どんなひとだったのでしょう?
彼は389年に南ウェールズで生まれ、461年の丁度この日に亡くなりました。16歳の時、アイルランドからやってきた侵入者によってさらわれ、アイルランドに連れて行かれますが、その後は奴隷として働きます。キリストの教えによってその苦難を乗り超えたパトリックは、6年後に脱走。フランスに渡り修道院で暮らします。アイルランドに行き、キリストの教えを説くようにという神の声を聞いたのは、その修道院で暮らしていた時のことです。
432年に司教としてアイルランドに渡ったパトリックは、ドゥルイド教の伝道師と、衝突しながらキリスト教を広めます。伝道の際にパトリックが使ったのが、シャムロックという三つ葉のような葉っぱ。これをキリスト教の『三位一体』を説くために使ったことで、現在でもアイルランドの国花はシャムロックになっています。
伝説では、パトリックは、アイルランド中の蛇を集め、ひとつの箱に閉じ込め海に投げたことから、現在でもアイルランドには蛇は存在しないと言われますが、アイルランド海が何故荒れているかといえば、箱の中の蛇たちが、今でも箱から抜け出すために、暴れているからだそうです。
セント.パトリックス.デイのパレードは、日曜日にありましたが、都合で見に行けなかった私は、せめてアイリッシュ.パブに行ってお祝いしましょうと、有名なThe Tipperaryというパブに行ってきました。ところが中に入ってびっくり。満員電車の中みたいに混雑していて、注文どころか、カウンターに近づくことさえ出来ません。『ギネス1パイント、またはシャンぺーンを注文した方には牡蠣3個を無料進呈』と書かれた看板のせいでしょうか? このパブは1605年にパブとして誕生。レンガ造りの建物は1666年のロンドンの大火からも逃れ、1700年にアイリッシュ.パブとして再び生まれ変わりました。

今日は、アイリッシュ.パブ以外のパブも、グリーンの色を使った飾り付けで賑わっていました。












