2010年1月10日
ストーンヘンジがユニセフの世界遺産に指定されていることはご存知だと思いますが、そのストーンヘンジは実はこの指定地域のほんの一部であることはあまり知られていません。正確に言えば、この指定地域は「Stonehenge, Avebury and Associated Sites」と呼ばれ、ストーンヘンジとその周りの関連遺跡、そしてそこから50キロ近く北にあるエイヴブリーの遺跡とその周りの関連遺跡を含む実に大きな地域を意味するのです。
ストーンヘンジに関しては、以前にこのブログでお伝えしたことがありますが、その5000年に及ぶ歴史の中で、絶えず人々の関心を横取りしてきたにも関わらず、その目的や用途は以前謎のベールに包まれています。太陽崇拝のための神社?ヒーリングのための施設?天文観測所?

ストーンヘンジの周りには巨大石の他、350以上の古墳がある他、26平方キロに及ぶ世界遺産指定地域にはストーンヘンジとエイヴォン川を結ぶ3キロの道`The Avenue’ 、そして石に対抗するかのように木と謳われているWoodhenge(写真)も含まれます。

ストーンヘンジから2キロほど北西に位置するこのウッドヘンジは、ストーンヘンジ同様小さな土手と溝に囲まれ、大きさもさほど変わりません。違うのは、そこに立てられたのは石ではなく木だったということで、もちろん木はすでになくなっていますから現在ではコンクリートでその位置が示されています。建造されたのも紀元前2300年から2000年ということですから、ほぼストーンヘンジに石が立てられた時と同じです。
一方、ストーンヘンジから北に約30キロのところにあるエイヴブリーにもストーン.サークルがあり、ストーンヘンジとほぼ同年代に造られています(写真下)。やはり土手と溝に囲まれていますが、こちらのほうは、ストーンヘンジよりもずっと大規模で、溝の幅は20メートル、深さは10メートル以上というもの。また、円形とは言ってもそれは楕円形で直径は400メートル以上あり、ヨーロッパでももっとも大きなサークルの遺跡のひとつとなっています。

時間があったらストーンヘンジからウッドヘンジまでの6キロのウォーキングをしてみてはいかがでしょう?新石器時代の人たちのように自然がもっと身近に感じる一方で、自然の力の偉大さがより深く理解できるかもしれません。












