2009年10月2日
もう30年ほど前に初めてウェールズを訪れた時、鯖の燻製の付け合せに出されたのがラーヴァブレッドでした。ラーヴァブレッドとは海草で作ったウェールズの名物で、ちょうど日本の「江戸むらさき」から塩気をとったようなものです。当時、イングランドでは海草を食べること自体、????と思われていたので、(seaweed 「海の雑草」という単語のせいでしょうか?)ウェールズでこれを食べた時は、イングランド人にはわからない味をウェールズ人と共有しているという変わった仲間意識を感じたものでした。
ところがここ10年ほど、ウェールズのお店やレストランでラーヴァブレッドを見かける機会が減ってきて、数年前はとうとうあるお店でこんなショッキングことを言われてしまいました。「ラーヴァブレッド?聞いたことがない。パン屋に行ってみたら?」いくらその人が若いといってもウェールズ名物だけは知っていてほしいとつくづく淋しく感じました。
写真は、今回やっと手に入れた缶詰のラーヴァブレッドです。

そして今回はラーヴァブレッドの入ったオートケーキを見つけました。
チーズやフモス(ヒヨコ豆で作る中近東の料理で今では英国では一般的な食べ物になっています。)と一緒にいただけば、特に日本人の好む潮の香りがほんのり漂って、美味です。(写真右は、オートケーキとラーヴァブレッド。)

もちろんイングランド同様、ローカルビールの種類もいろいろです。

Welsh WildLifeCentre(http://www.welshwildlife.org/wwcIntro_en.link)は前回のブログでご紹介しましたが、ここでのヴェジタリアン.バーガー、そば粉のクレープで包んだワイルドマッシュルームも満足しましたし、Llandeiloではフツーのホテルで思いがけなくおいしいチップスにめぐり合えて大感激。Newportの海沿いの食堂(レストランというより、食堂といったほうがピッタリするくらい素朴な場所です。)でのクランベリーとブリーチーズや、蟹のサンドウィッチなど、友人も主人もすっかりご機嫌でした。



食べ物が、私たち日本人の好みに合ったものになってきているのはイングランドだけではなく、ここウェールズでも言えるということを確信したホリデーでした。












