2010年7月15日
こんにちは、伊丹 孝裕です。
先週末はイギリスでF1グランプリが開催され、激闘の舞台となったシルバーストーンサーキットには多くのファンがつめかけました。
そもそもF1グランプリは1950年から始まった世界選手権ですが、実はその記念すべき第1戦がシルバーストーンだったのです。つまり、60年もの歴史があるってことですね。そんな風にモータースポーツの発祥と発展を支えてきたのがイギリスというわけです。そんなイギリスですから、オートバイレースも負けず劣らず盛んなのはご存じでしょうか。
その代表格がイギリス“マン島ツーリスト・トロフィー”と呼ばれるレースでしょう。
このレースの凄いところは、その歴史がハンパじゃないところ。初めて開催されたのが、いつのことだと思いますか?
なんと、それは1907年!そう、今から103年も前のことなのです。もちろん世界最古のオートバイレースであり、今も多くのライダーにとって憧れの地となっているのです。
マン島とは、イングランドとアイルランドを隔てるアイリッシュ海にある淡路島くらいの小さな島。ここで毎年6月上旬に開催されているのが、マン島ツーリスト・トロフィーです。この競技が一般的なレースと異なるのは、サーキットではなく、一般の公道で争われるところに他なりません。普段は誰もが行き来する市街地や峠道を封鎖して、サーキットさながらにレーシングマシンが駆け抜けるというわけです。マラソンや駅伝のオートバイ版だと言えば、なんとなくイメージできるかもしれませんね。

刻々と移り変わる自然の地形を活かしたコースは山あり、谷あり、ジャンプありというダイナミックさで、そこに挑むライダーにとっては1周60km、230ヶ所とも240ヶ所とも言われるコーナー数をいかに攻略するかが腕の見せどころ。そして、それを見る観客にとっては手が触れられそうなところを駆け抜けるレーシングマシンの迫力を堪能できるところがこのレース最大の魅力と言えるでしょう。
さて、そんなマン島ツーリスト・トロフィー(Isle of Man TT)が6月に行われ、私、伊丹孝裕(クラブトロフェ所属)が参戦してきました。今年唯一の日本人ライダーとして、2週間におよぶレースウィークを4人のチームスタッフとともに闘い、2つのレースを出場。それぞれ49位と50位という結果で無事に終えました。ラストラップ走行中、コースサイドの観客のみんなが健闘を称えるように拍手を送ってくれたことは忘れられない思い出です。走りながらこれほど幸せな気持ちになれるレースを他に知りません。最初で最後の挑戦のつもりでしたが、その魅力に触れてしまった今は「来年もまた」と思っているのも事実。マン島は実に困ったところです……。
あ、そうそう。
レース以外でもマン島の知名度をグンと上げているアイドルがいるのをご存じですか?
動画サイトで“かわいすぎるにもほどがある”として一躍有名になり、日本で歌手デビューもしているベッキー・クルーエルちゃんです。彼女が住んでいるのがマン島なんですね。実は今回のレース中にピットまで遊びに来てくれて、しばし撮影タイム。
マン島の魅力がまたひとつ増えました(^^;
そんなわけで、次回はレース以外のマン島の楽しみ方をご紹介しましょう。
伊丹孝裕&クラブトロフェ http://manx.jp/
マン島ツーリスト・トロフィー http://www.iomtt.com/
ベッキー・クルーエル http://blog.livedoor.jp/beckiicruel/
F1 ヴァージンレーシング http://www.virginracing.com/










