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イギリスに滞在中のヴァージン特派員達が、イギリスの「今」の情報をお届けします!!

江國まゆ プロフィール


美味しいものとクラフト、ついでにロンドンの天気も大好きな在英編集者/ライター。ロンドン・ガイド『歩いてまわる小さなロンドン』を出版。
『江國まゆについて』

ロンドンの街もすっかりクリスマス一色。目抜き通りのリージェント・ストリートも最後のクリスマス・ショッピングをされる方で賑わっています。気温もぐっと冷え込んで冬本番となってきました。すでに初雪も観測済み。今年は果たしてホワイト・クリスマスになるのかどうか・・昨年のようなドカ雪はロンドンのキャパを超えてますけど! 

 

regent street

 

 

さて、2回に渡ってクラブハウス体験を綴って参りましたが、今回はいよいよ、憧れのアッパークラス・キャビンのレポートです! ヴァージンさんのアッパークラスは、ビジネスクラスというにはあまりにもユニークで快適なしつらえが特徴。

 

 

upperclass cabin

 

 

upperclass seat

 

 

ゆったりとしたシートはフルフラット・ベッドになって快適に眠れます☆ 左右見渡しても、首をのばさない限りお隣の方の顔は見えないんです。これぞ、完璧なプライベート空間。リクライニングを好きなだけ倒してオンデマンド方式で映画を見たり、雑誌に読みふけったり・・・12時間を思い思いに、快適に過ごすためのあらゆる工夫がなされています。

 

 

table setting

 

 

本当に幸せなひとときです・・・。ハリーポッターシリーズ最終章、しっかり機内で楽しませていただきました☆ そしてお楽しみ、食事の開始! こんなふうにテーブル・クロスまで敷かれ、セラミック食器を使ったきちんとした食事をすることができます。メニューも数種類から選ぶことができ、中には和風前菜も。こんなにきれいに盛りつけられてくるんですよ。

 

 

upperclass meal starter

 

 

この日、私はメインに食べたいものがなかったので、ビーフ照り焼きのビーフをチキンに変えられないか頼んでみました。キャビン・クルーの方もとても親切で、問題なく変えていただけました! 素晴らしいサービスに感動です。

 

 

upperclass meal main

 

 

こちらのデザートはロンドンから東京に飛んだときのものです。温かくサーブされるスティッキー・トッフィー・プディング、さすがアパークラスのデザート、美味しゅうございました☆

 

 

upperclass meal pudding

 

 

食事は好きなときに持ってきていただけるようですが、目安としての時間は決まっているようです。朝食や軽食も素敵な献立が用意されています。私はフルーツ&ヨーグルトに、欲張って大好きなミニ・ペイストリーを組み合わせてみました。朝からお腹いっぱいです(笑)。もちろんイングリッシュ・ブレックファストなど温かいお食事もありますよ。

 

 

upperclass meal breakfast

 

 

そして写真を撮ることができずじまいでしたが、アッパークラスに搭乗されることがあれば、ぜひ有名なドリンク・バーを利用してみてください! お洒落な機内バーは大人気で、いろいろな方が入れ替わり立ち替わり利用されていました。

 

 

アルコールをたくさんは飲まない私は、ベッド・メイキングをしていただいている間、おみかんを食べながら雑誌を読んでみました(笑)。その間に飲み物を頼みに来られたおじさまとちょっとお話してみたり。それぞれの席がプライベートを保っているだけに、こういった社交の場があるのはいいものだと思いました。

 

 

初めてのアッパークラス体験。想像以上に快適で、至れり尽くせり。もう普通の席には戻れないです〜、なんて(笑)、なかなか毎回というわけにもいかないですよね。でも、フライング クラブのマイルを地道に貯めれば、またいつかアッパークラスに乗れるような気がします。フライング クラブはいろいろな機会にマイルを貯めることができるので、マイルが貯まるスピードも早いような気がしています。

 

 

皆さんも、機会あればぜひヴァージンさんのアッパークラス、利用なさってみてください!




前回のヒースロー空港ラウンジのご紹介に引き続き、今回は成田空港「クラブハウス」のご紹介です!

 

 

ヒースロー空港のクラブハウスの存在は知っていたのですが、成田にもクラブハウスがあるって、実は私、知らなかったんです(これまで使ったことないんだから知らないのは当たり前なのですが・・・ヴァージンさんのお仕事を時折させていただいているにもかかわらず、という意味です)。こちらは2007年7月に大規模改装が行われ、今のようなモダンな姿に生まれ変わったそうです。

 

 

overview1

 

 

overview2

 

 

日本的な香りのする、すっきりとした素敵なラウンジです。先にヒースロー空港のクラブハウスを見たせいか、規模としては全体的にコンパクトな印象。しかし成田空港のクラブハウスのよさは、そのコンパクトさにあったのです! その理由は後ほど説明しますが・・・とりあえずこの開放的なリラックス空間をご覧ください。採光と眺めのよさは抜群。竹をイメージしたパーテーションで、清楚なアジアらしさを演出しています。

 

 

window seats1

 

 

window seats2

 

 

仕事もはかどりそうなキッチン・バーのようなスペースの横にはセルフサービスのスナック・コーナーがあり、飛び立つ前に思い思いの食事を選ぶことができます。

 

 

kitchen bar1

 

 

kitchen bar2

 

 

もちろん、メニューから和朝食をはじめ、温かい食事を選んで頼むこともできますよ。各テーブルに備え付けられた電源にパソコンをつないで仕事をしていると、ウェルカム・ドリンクが運ばれてきました!

 

 

welcome drink

 

 

アルコールとノンアルコールの両方を用意してくださっていた心遣いがよかったです。大好きなクランベリー・ジュースをソーダで割ったノンアルコールのドリンクで、しゅわっととっても爽やかな気分になりました☆ 私はこの他に、フルーツとミント・ティーをいただきました。成田発ロンドン行きのVS便はお昼の出発なので、機内ですぐにランチが出てくることが考慮された食事の量にも好感がもてます。

 

 

from the menu

 

 

このほか、パソコンやプリンターが設置されたオフィス・スペースもちゃんとありますよ。

 

 

ヴァージン アトランティック航空は、ヒースロー空港から世界各地のさまざまな就航地へと飛んでいます。必然的にヒースロー空港のクラブハウスは利用者の数も多いので、広さや設備ともに多目的な「スーパーラウンジ」として機能しているわけですね。

 

一方、成田空港のクラブハウスは、いわば東京⇔ロンドン間を行き来する方だけを対象としたラウンジなので、ヒースローよりも規模が小さいのは頷けます。反対にコンパクトなラウンジだからこそ、スタッフの皆さんの心遣いが隅々まで行き渡らせることができるんです。

 

私がラウンジを利用している間中、スタッフの方からさまざまな温かい言葉をかけていただきました。お客さん、一人ひとりにこういった声がけができるなんて、ヒースローのクラブハウスでは考えられないこと。日本式の心のこもったサービスを受けることのできる、素晴らしい空港ラウンジだと思いました。




 毎年時期を見つけて日本へ一時帰国していますが、今年の帰国はちょっと違います。なんと、ヴァージンさんのアッパークラスを利用しました! そして、アッパークラス利用者に与えられる特権!? ヒースロー空港内にある特別ラウンジ、「クラブハウス」も利用しましたので、今回はそちらのレポートです。

 

 

クラブハウスの第一印象は、とにかく広い!

 

whole view1

 

 

whole view2

 

 

アジア人女子が写真を撮りながらウロウロキョロキョロしていると挙動不審に思われるので(笑)、詳細まで撮影できなかったのは残念ですが、とにかく広く、ゴージャスなラウンジです。調べてみると約2500平方メートルもの広さを誇るとのこと。

 

 

ここで出される食事や飲み物は、すべて無料! メニューにはお値段が書いてありません。本格的な食事もありますが、こんな素敵なデリもあり、ハイクオリティのサンドイッチやサラダ、ハムやチーズの盛り合わせなどの軽食も楽しむことができます。

 

 

deli

 

 

私はフルーツ+ヨーグルトの軽食を注文。冬らしくスパイス入りシロップで軽く煮たフルーツ類にグリーク・ヨーグルトがのせてあり、さらにホームメイドのグラノーラとハチミツが添えてあるヘルシーな一品です。フルーツや野菜が不足しがちな旅のスタートにちょうどよく、とても気に入りました。お酒好きな方は、もちろんアルコール類も充実していますよ♪

 

 

 light meal

 

 

バーやブラッセリー・エリアだけでなく、映画やテレビ、ゲームを楽しめるエンターテインメント・コーナーもあります。出発前をとにかくリラックスして過ごしたい方には、水中をイメージしたリラクゼーション空間(!)のほか、飛行機の発着を眺められる窓際にはソファやリラックスチェアを配置したくつろぎのエリアが広がっています。

 

 

relax space1

 

 

relax space2

 

 

しかも! お客様本位の工夫はそれだけではないんです。なんとサウナ、スチームルーム、ジャグジーを備えた本格スパや、さらにはネイルやヘアカットまでしてもらえるサロンまで併設されているのです。「出張までにカットが間に合わなかった!」という方でも、空港ラウンジにヘアサロンがあれば安心ですよね。

 

 

フライト直前まで時間を有効に使って仕事をしたいという場合は、ラウンジのほぼすべての席に電源があり、またワイヤレス設備も整っているので、問題なく仕事できます。私もこれは非常に助かりました! 出発直前までしっかり仕事をさせていただきました・・・。

 

もっと集中して仕事をしたい場合は「オフィス&ライブラリー」のスペースも設けています。電話、ファックス、プリンターやコピー機まで備えられているほか、パソコンも用意されているみたいなので、「ホリデーに行く前だけれど、やり残した仕事が・・・」という場合、自分のラップトップを持っていなくても問題ないですよ。あるいは旅先の情報をここで収集してもいいかも。

 

 

食、リラクゼーション、エンターテインメント、仕事と、あらゆるオケージョンに対応しているクラブハウスは、「出発前に必要な全ての機能を備えたスーパーラウンジ」という印象を抱きました。いや、「必要な全ての機能」じゃないですね。「夢のような機能を備えたぜいたくの極み」といったほうがよいかもしれません・・・。実際に体験してみて、そのゴージャスさと充実ぶりに度肝を抜かれた、というのが正直なところです。

 

 

アッパークラス搭乗後は最高のキャビン設備とサービスを利用できるだけでなく、出発前のサービスがこれだけ充実しているということを発見し、「アッパークラスって意外にリーズナブルなのかも?」と思ってしまった体験でした。




クリスマス・シーズンもたけなわです。この季節、イギリス人たちは「忙しい忙しい」と口では言いながら、どこか浮かれているんですよね。Festive season(祝祭シーズン)と言われるゆえんです。パーティーの数が増えて楽しさも増す一方、プレゼント選びのお悩みも一緒に増え・・・(笑)。

 

 

クリスマス・カードだけで済ませられない場面も多々あり、家族や友達、ご近所さんに本命ものや義理プレを用意しなくてはならないとなると、期間限定だけにそのプレッシャーたるや日本の年賀状以上のものがあると思われます。

 

 

それでもクリスマス・プレゼントは、スペシャルな人へのスペシャルな気持ちを表すのに大いに活用したい伝統イベント。そんじょそこらに売っていない一点ものを贈れば、気持ちの深さも分かってもらえるというものです。そこで利用したいのが、作家によるクラフト作品を扱うギャラリーのショップです。私のお気に入りはシャーロット・ストリート近くにある現代クラフト・ギャラリー、Contemporary Applied ArtCAA)。ここはギャラリーと言いながらも手の届くお値段で作品販売している点が魅力なのです。

 

 

そしてこの時期は1階のギャラリー、地階のショップともに、クリスマス・ショーを展開。ギャラリー・スペースでは来年17日まで「Present Collectable」と名付けられた展覧会が開催され、英国をベースに活躍するCAAの所属作家が一人5つ限定でオリジナル作品を出品展示しているんです。

 

 

christmas show1

 

 

christmas show2

 

 

こんなクラフト作品でクリスマス・ツリーが飾られたら・・・考えただけで素敵ですよね。そしてお値段はなんと一点50ポンド。作家のオリジナル作品としてはかなりリーズナブルです。ツリーの飾りだけでなく、その他にも手作りの温かさを感じられる作品がたくさん展示されていました。

 

 

christmas show3

 

 

さらに地階のショップでも一点ものプレゼント攻めにふさわしい(笑)作品がズラリと並んでいます。

 

 

shop1

 

 

shop2

 

 

shop3

 

 

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オブジェ、ジュエリー、ファッション・アクセサリーにホームアイテムまで、レンジはよりどりみどり。英国のクラフト作家たちのバラエティに富んだ才能にも驚きを禁じえません。オリジナル・プレゼントを探している方、ツリーの飾りに特徴ある一点を加えたい方、あるいは単に素敵なクラフト作品に出会いたい方! この展示、ショップともに絶対に楽しめると思います。

 

 

Contemporary Applied Art

住所:2 Percy Street, London W1T 1DD

営業時間:月~土 10:00 – 18:00 

最寄駅:Goodge Street

 




11月21日、22日の2日間、ロンドンのジャパン・ファウンデーションで東北の現状を訴える写真展「A message from Tohoku」が開催されました。震災直後のすさまじい光景から、土地の人々の様子を伝える数ヵ月後の風景まで、3月11日以降、東北が経験してきた暗澹たる現状を捉えた考えさせられる展覧会でした。

 

 

japan foundation

 

 

写真を撮ったのは、岩手県陸前高田市出身の上田聡さん。上田さんは映像制作を中心にマルチ・クリエーターとして活躍されている方で、ご自身は震災でお母様を亡くされた悲痛な経験を持たれています。自分にできることで故郷の復興を支援したいという思いで、記録として撮っていた写真を多くの人々に見てもらうことで東北の現状を訴えていく活動を始めたそうです。

 

 

上田さんが撮られた写真から、ご本人のご了承を得てほんの少しご紹介しますね。

 

 

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上田さんの活動には「Tears of the Earth」という名前が付いています。「地球の涙」、です。「東北の涙」でもなく、「日本の涙」でもなく、「地球の涙」。地球の一部の悲しみは、地球全体の悲しみでもある……この活動の主旨をとてもよくいい表しているなと思いました。

 

 

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海外の人々にも、その痛みと現状を知ってもらいたいという思いで、これまでにもヨーロッパやアジア各地で写真展を開催。震災からすでに何ヵ月も経った今、すっかり復興していると思っている人や、「日本はお金持ちだから復興も早いだろう」という思い込みを持っている人が案外多く、そういった認識を覆す意味でもとても意味のある展覧会だと言えます。

 

 

上田さんにインタビューさせていただく機会があったのですが、印象に残ったのは「東北の人々は強く、そして心やさしい」という言葉。その通りなんだろうなと強く納得しながら、でもそれは、大切な人を失ってしまった人が持たざるをえない強さであり、やさしさなのかもしれないとふと思いました。

 

 

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被災地以外では震災の記憶が薄れてきている今だからこそ、もっと大きな声で現状を訴えていく必要があるのだ、と何度も繰り返す上田さん。その「現状」ですが、日本人でさえ正確なことは知らないという場合も多いのではないでしょうか。支援や義援金も必要な場所に行き届いているとは言えず、地方自治体側の体勢も整っていない中、事態はさほど好転していません。

 

 

大切な人だけでなく、仕事や生活の手段を失ってしまった人々は特に、デッドエンドでもがいているそうです。日本を含めた世界中からの支援は必ず被災地に届きます。私自身、自分に何ができるかを考えさせられたインタビューでした。上田さんは、東北の人々に本当の笑顔が戻るまで、今後も海外や日本での写真展をはじめ、講演や出版活動を通して故郷の復興に貢献していく覚悟だそうです。

 

 

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【Tears of the Earth】

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